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No.565 かき出す作業が楽しい!スパゲティ・スカッシュ(Spaghetti Squash)

ずっと興味があり、ようやく手を出した野菜、スパゲティ・スカッシュ(Spaghetti Squash)。なぜスパゲティとネーミングされるかはすぐに判明する。日本では金糸瓜(きんしうり)とかそうめんかぼちゃと呼ばれるそう。(教えてくださった皆様、ありがとうございました。)

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ウリのようなスカッシュを半分に切ると、中はカボチャのような種とぬるっとするスジ。これを取り除いて、オーブンあるいは電子レンジで加熱。どちらでも変わらない気がする。個人的には水分が飛ぶような気がしてベイクのほうが好き。(茹でる方法は今回試さず。)

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柔らかくなったスパゲティ・スカッシュをフォークでかきだすと・・・面白いようにスパゲティのように実がほぐれる!この作業、子供の工作みたいでかなり、かなり楽しいっ☆

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まずは王道でアメリカのレシピよりオーブン焼き。玉ねぎ、トマト、マッシュルーム、カッテージチーズ、モッツアレラチーズ、ハーブなどと和え、オーブンでこんがり焼く。見た目がどうも美味しそうじゃないのに、見た目に反してなかなか美味だった一品。スパゲティ・スカッシュ自体にそれほど際立った風味がないので、トマトやチーズにすごくよく馴染む。おもてなし料理に使えそう。

Cooked Spagetti Squash


お次は炒め物。冷蔵庫掃除も兼ねて、ほうれん草、玉ねぎ、ベーコンと一緒に鶏がらスープの素で炒める。水分がなくなるまで炒めると、まるでビーフンみたい。うまみをしっかりまとってくれて、個人的にはかなりお気に入り。

Spagetti Squash


そのままサラダとしても食べられるらしいので、こちらも冷蔵庫の残り物を盛って盛ってほうれん草とスパゲティ・スカッシュのサラダ。(盛り方にセンスがないのはご愛嬌。)ドレッシングは醤油ベースの和風。悪くないけど、個人的には炒めたりベイクしたりしたほうが好み。

Spagetti Squash


最後は意外な組み合わせで酢の物。三杯酢で和えるだけ。これがかなりヒット。酢にすごく馴染むし、しゃきしゃきの歯ごたえにはまる。

Spagetti Squash



私は最初の2品、夫は後半2品がよかったと意見が分かれる。三杯酢は2人ともいいねぇと。アメリカではシンプルにお気に入りのパスタソースで和えて食べるのが主流らしい。和風や中華風のあんかけ出汁をかけてちょっと温めただけでも、味が馴染んでなかなかいける。

とまぁ、びっくりするくらいどんな料理にも使える。特にトマトや味のしっかりした調味料との相性がいい。こんな便利な野菜を今まで見逃していたとは。なんてったって、フォークでかき出す作業が痛快で面白い!まだまだ取れる~♪ ざくざく取れる~♪ 子供も喜んでお手伝いしちゃいそう。でも・・・、一玉買うと、夫婦2人では使い切るまでが大変。


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■ スパゲティ・スカッシュ (Spaghetti Squash)

選び方:
固くてずっしり重みのあるものを選ぶ。皮が柔らかかったり緑のものは、熟す前の可能性大。

保存方法:
切る前であれば室温で1ヶ月くらい保存可能。切ったあとは、ラップをして冷蔵庫で2日間まで保存可能。また、冷凍袋に入れて冷蔵することもできる。使いたい量を自然解凍し、しゃきっとするまで5分ほど蒸す。

調理方法:
オーブン: 
縦に半分に切って、種とスジを取り除き、断面を下にして耐熱皿に置き、375F°のオーブンで40分~1時間焼く。

電子レンジ:
縦に半分に切って、種とスジを取り除き、断面を下にして耐熱皿に置き、水を少し張る。電子レンジで8~10分加熱する。(ラップはかける派とかけない派と。私はかけなくてもOKだった。)

ボイル:
スパゲティ・スカッシュが浸かる大きさの鍋にお湯をたっぷり沸かし、丸ごと20~30分茹でる。フォークで簡単に刺さるくらい柔らかくなったら出来上がり。

どの作業で加熱しても、粗熱を取った後、フォークでスパゲッティ状にかき出す。
by shina_pooh_at_sfo | 2008-10-12 14:35 | アメリカの野菜


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