青汁の原材料として有名な野菜、ケール(Kale)。キャベツやブロッコリーと同じアブラナ科の野菜で、青汁になるくらいだから当然栄養価がとっても高い。カルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維、葉酸など。単一野菜でこれだけの栄養素が十二分に含まれているのはすごい。
日本では専ら青汁専門で、葉っぱの状態で売られているのは見たことがないけれど。 でも、最初に思い浮かぶ印象はやはり「・・・苦いよね?」だって青汁ですから。ところが調べたところ、日本人でも結構使ってる方がいて、ならば挑戦! まずはシンプルに。生ケールのサラダと茹でケールのポン酢がけ。ケールのサラダは Whole Foods で売られていたサラダを参考に、シンプルにオリーブオイルとレモン汁と塩のドレッシング、ブルーチーズとアンチョビをトッピング。(Whole Foods では red onion、avocado、flaxseed oil、lemon juice、salt を使用。)茎は固くて太いので、残りの葉と茹でてポン酢で頂く。茹でたケールは適度な歯ごたえで美味しい!苦味もほとんどなく。生ケールのほうは青臭すぎて夫には不評。生のほうが栄養価は高いんだけどね。 お次はケールのスープ。ケール、じゃがいも、玉ねぎ、トマト、にんにく、ひよこ豆、チョリソを軽く煮込むだけ。(参考レシピはこちら。)これもなかなか。チョリソのピリ辛感がアクセント。ケールを煮込みすぎないほうが歯ごたえがあっていい。翌日のほうが味が馴染んでさらにGOOD。 その他、きんぴらにしたり、他の野菜と炒めたり、だし汁、酒、醤油、みりんで煮浸しにしたり、ガーリックやベーコンと炒めてペペロンチーノにしたり、茹でたケールにポン酢ではなく辛子醤油や酢味噌をつけて食べたり、単純にお味噌汁の具にしたりと、いろいろできるみたい。要は葉野菜だし、味もきつくないので、小松菜や大根の葉と同じ要領で使える。健康にもいいし、出来るだけ取り入れていきたい野菜。 -+-+- ■ ケール(Kale) 選び方: 一年中出回っているが、中でも旬は冬の中旬から春先。葉がしっかりし、色が濃く、茶色や黄色くなっておらず、小さい穴が開いてないもの、また茎がみずみずしいものを選ぶ。涼しいところで売られているものを選ぶ。(暖かい場所に置かれていると、傷みやすく味も落ちる。)葉の大きさが小さいほうが、柔らかく味もマイルド。 保存方法: プラスチックバッグに入れて空気を抜き、冷蔵庫に保存。5日間程度もつ。保存する前に洗うと傷みの原因になる。
by shina_pooh_at_sfo
| 2008-07-11 05:20
| アメリカの野菜
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