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No.1112 La Boulange のクイニーアマン、本場はどうなの?

クイニーアマン。英語では Kouign Amann (発音は kween a-mon)。

日本で食べるクイニーアマンは、表面中はぱりっぱりに焦がしたグラニュー糖、バターたっぷり、パンというよりお菓子のイメージだったのが、La Boulange のクイニーアマンは、表面のカラメルは適度、中は想像よりずっと甘さ控えめ、塩気すら感じ、どちらかというと普通のパン。(いえ、普通のパンよりは明らかに菓子パンですが。)フレンチベーカリー La Boulange が作るクイニーアマンだから、この(日本に比べれば)甘さ控えめなのが本場なんだ、と感動していた矢先。

Kouign Amann

ばんずさんのブログで「ニューヨークのフレンチベーカリー発のクイニーアマン、芳醇なバターのジュワジュワ感たっぷり、中もみっしり。」とのご感想。極めつけは “The fattiest pastry in all of Europe”(ヨーロッパで一番カロリーの高い菓子パン)なんだそうで。事実、クイニーアマンとは「バター(amann)の菓子(kouign)」という意味。


後日、La Boulange のチョコレート・クイニーアマンに再挑戦。こちらのほうが先日のプレーンより層がみっちり、バター感も甘さも強い。ばんずさんのように少し温めて食べたら、バターがじゅわ~っと出てくるかも。(プレーンの断面は更にふわふわパン風だった。)

Kouign Amann


うーん、最初に食べた La Boulange のクイニーアマンがちょっと特別だったのかな。クロワッサンのようにバターたっぷりは苦手なので、最初のプレーンのクイニーアマンがよいのだけれど。ちなみに、プレーンはバーリンゲームの直営店で、チョコレートのほうは Whole Foods のベーカリーコーナーで購入。(バーリンゲームにはプレーンしか売っていません。)焼き立てかどうか、Whole Foods のは日持ちするようレシピが違ったりするの?とか、いろいろ考えるけれど真相を知る術もなく。お試しになった方、いらっしゃいますか?
by shina_pooh_at_sfo | 2011-12-14 04:04 | たべもの


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