カテゴリ:ワイン&ワイナリー( 80 )

No.1028 パソロブレス&サンタバーバラ ワインの旅 - ワイナリー編 その2 -

2日目。サンタバーバラ(Santa Barbara)。サンタバーバラは今回で3回目。パソロブレスからは2時間、ベイエリアからノンストップだと4~5時間。代表的なブドウの品種は、ピノ・ノワール、シャルドネ。イタリア品種も増えている。映画 『Sideways(サイドウェイ)』 の舞台となり、ワインカントリーとして一躍脚光を浴びる。(そういえばナパ&ソノマで撮影された日本版 『サイドウェイズ』、まだ観てないなあ。)サンタバーバラでは5軒のワイナリーを訪問。


余談ですが、ワイナリー巡りの私たち的教訓。
一番行きたいワイナリーは一日の最初に。自分の舌もフレッシュだし、ワイナリー側も客が少なく疲れていない朝のほうが対応がよい。 071.gif



■ Mosby Winery (モスビー・ワイナリー)

やなまん大将夫妻お勧めの、イタリア品種に特化する、ひっそりと、こじんまりとしたワイナリー。

Mosby Winery


特徴的なのはそのラベル。イタリア人画家 Robert Scherer 氏の手による水彩画のラベルは、ワインごとに異なっていてどれも幻想的。ラベルからもワインのインスピレーションを与える上で、どのラベルもしっくりとそのワインを表現してくれていると、ワインメーカー Bill Mosby 氏も感服しているそう。(ラベルはこちらから見ることができます。)

Mosby Winery


嬉しかったのは、大好きなイタリア品種赤ワイン、サグランティーノ(Sagrantino)に出会えたこと。サグランティーノをアメリカで初めて栽培し、ワインにしたのがこの Mosby。当時は Mosby のみが造っていたそう。ふわっとエレガントなローズの香り。一転、濃くてどっしりとしたタンニンで美味しかった。他もすべて素朴ないいワイン。イタリアを代表する品種サンジョベーゼが飲めなかったのが残念。

お気に入り
・2010 Orange Muscat ($18.00) ドライなオレンジマスカット
・2006 Sagrantino ($30.00) サグランティーノ




■ Babcock Winery (バブコック・ワイナリー)

前回訪れたときにどれも美味しかった印象があり、特にホワイトシラーというワインが飲んでみたくて再訪。でも今回はどれも可もなく不可もなく。

Babcock Vineyards


ナァーに会えたのはよかったけどね。ナァ。

Babcock Vineyards

お気に入り
・2009 FATHOM ($45.00) ボルドーブレンド




■ Melville Vineyards & Winery (メルヴィル)

2007年初訪問で大ファンになり、2008年リリースデイにわざわざ再訪するほど大好きだった Melville。以前は飲ませてもらえていたシングルヴィンヤードのピノがテイスティングに入らなくなり、並ピノもいまいち。シャルドネは複雑でよかったけれど、ヴィオニエは余韻が薄くなった。昔に比べてアルコール度数を下げて造っているよう。でも、このいまいち感はアルコール度数に関係ないように思う。昔のような感動がなくなってしまって残念。

Melville Vineyards & Winery




■ Palmina (パルミナ)

1軒目の Mosby 同様、イタリア品種のワインを造るワイナリー。こちらもお気に入りだったため2008年に引き続いての再訪。概観は相変わらず倉庫街。

Palmina


前回はお客さんは私たちだけで、着席してチーズやサラミをつまみながら、リスト以外からもどんどん飲ませてくれるアットホームなテイスティングだったけれど、今では裏の倉庫までテイスティングルームにするほど大盛況。(今回もチーズとグリッシーニはつまんでOK。サラミのセットは追加料金で注文できる。)

Palmina


イタリア品種の赤ワイン、バルベーラ(Barbera)2種ににんまり。いずれもシングルヴィンヤード。Alisos はチェリー系、しっかりしたカリフォルニアのピノのよう。Walker はより鮮やかで、イタリアらしい土っぽさもあり、こちらのほうがバルベーラらしい。どちらも美味しくて、何度も行ったり来たり。パルミジャーノにまた合うんだ、これが。Mosby が素朴なイタリアなら、Palmina は洗練されたイタリア。

Palmina

お気に入り
・2009 Barbera Alisos Vineyard ($36.00)
・2009 Barbera Walker Vineyard ($36.00)




■ Brewer - Clifton (ブリューワー・クリフトン)

今回一番期待の、そして一番感動したワイナリー。Palmina から車で10分。こちらも概観は倉庫風。その一画に見覚えのあるロゴを発見。

Brewer-Clifton


Brewer - Clifton は、2人のワインメーカー Greg Brewer 氏と Steve Clifton 氏により1995年設立。オーナーたちの望むワイン造りではなく、このエリアで育まれる果実の限界に自分たちで挑戦したいという強い思いで始められたそう。サンタ・リタ・ヒルズ(Sta. Rita Hills)の厳選されたシングルヴィンヤードから生まれるピノ・ノワールとシャルドネのみにフォーカス。

スタイリッシュなテイスティングルームは、つい5~6週間前にオープンしたばかり(知らなかった、、)なんて幸運。

Brewer-Clifton


シャルドネとピノ・ノワールを3種類ずつ。めっきりカリフォルニアの強烈な樽香シャルドネが苦手になってしまったのに、久し振りに感動。ピノに至っては、グラスに鼻を近づけた瞬間から、これはやばい、、、おぉぉぉと 『神の雫』 状態。ピノ特有の控えめで上品なスパイシーさ。サンタバーバラらしいレッドベリーの果実味。最後の Mount Carmel のピノは、確認し合うまでもなく間違いなく今回のベストワイン。いやあ、素晴らしかった。(Cargasacchi 飲んでみたい。)

Brewer-Clifton

お気に入り
・2009 Sta. Rita Hills Chardonnay ($36.00)
・2009 Mount Carmel Chardonnay ($56.00)
・2009 Sta. Rita Hills Pinot Noir ($36.00)
・2009 Zotovich Pinot Noir ($46.00)
・2009 Mount Carmel Pinot Noir ($56.00) BEST!



Brewer - Clifton の2人のワインメーカーは、今回巡ったいくつかのワイナリーと深く関連している。
(2004年の記事ですが、カリフォルニアワインのお勝手口に掲載された2人のインタビューも参考になります。)

Greg Brewer (グレッグ・ブリュワー)
・Brewer - Clifton (Steve Clifton 氏と共に立ち上げたワイナリー、Pinot Noir、Chardonnay に特化)
・Melville (Pinot Noir、Chardonnay、Syrah、Viognier など)
・Diatom (独自ブランド、乳酸発酵を行わない Chardonnay のみ)

Steve Clifton (スティーブ・クリフトン)
・Brewer - Clifton (Greg Brewer 氏と共に立ち上げたワイナリー、Pinot Noir、Chardonnay に特化)
・Palmina (独自ブランド、イタリア品種に注力)

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夫が苦手だったサンタバーバラのシラーを、今回はしっかり飲みたいねと言っていたのに、単一種でシラーを飲めたのは1本だけ。あらら。


Mosby Winery
http://mosbywines.com/
テイスティング料: $10.00 で 6種類(グラスつき)
Babcock Winery
http://www.babcockwinery.com/
テイスティング料: $10.00 で 7種類(グラスつき)
Melville Vineyards & Winery
http://www.melvillewinery.com/
テイスティング料: $10.00 で 5種類
Palmina
http://www.palminawines.com/
テイスティング料: $10.00 で 4種類
Brewer - Clifton
http://www.brewerclifton.com/
テイスティング料: $10.00 で 6種類(なぜか無料だった)

※2011年6月現在の情報です。




最近はスピット(ワインを吐き出す)用の紙コップを用意してくれてるワイナリーも増えて助かります。(背が低いのでスピットバケツに届かなかったり、混雑してるとやはり気が引けるので、、、)やなまん大将、ありがとう。好みの違いやワインの表現も様々で楽しかったです。また飲んべえの旅に出かけようね。

Mosby Winery
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by shina_pooh_at_sfo | 2011-06-12 07:46 | ワイン&ワイナリー

No.1026 パソロブレス&サンタバーバラ ワインの旅 - ワイナリー編 その1 -

2011年5月メモリアルデーの週末に、やなまん大将夫妻と飲んべえワインの旅に出る。南に下って、1日目はパソロブレス、2日目はサンタバーバラ。どちらもカリフォルニアを代表するワインカントリー。

1日目。パソロブレス(Paso Robles)。サンフランシスコとロサンゼルスの中間あたりに位置し、ベイエリアからは車で3~4時間。代表的なブドウの品種は、なんといってもジンファンデル。豪快なBBQに合いそうなワイルドなワイン。最近はフランス・ローヌ品種の栽培も盛ん。前回訪れたTurelyは今回スキップして4軒のワイナリーを巡る。



■ Tablas Creek Vineyard (タブラス・クリーク・ヴィンヤード)

フランス・ローヌ地方シャトーヌフ・デュ・パプ(Châteauneuf du Pape)のワイナリー、シャトー・ド・ボーカステル(Château de Beaucastel)のオーナーがカリフォルニアに創設。

Tablas Creek Vineyard


パソロブレスの気候はローヌ品種を育てるのに理想的と確信し、シャトー・ド・ボーカステルから苗木をダイレクトに輸入、パソロブレスの地でオーガニック栽培。ワインももちろんローヌ品種をメインとし、シャトーヌフ・スタイルのワイン造りを目指している。

Tablas Creek Vineyard


今回パソロブレスで一番行きたかったワイナリーだけあって、いずれも期待を裏切らない。独特なローヌ白ブレンドは上品で落ち着きがあり、ローヌ赤ブレンドは深みのあるローヌ品種にカリフォルニアのパワフルさとチャーミングさが加わってこちらもいい。タンニンが強くどっしりした赤ワイン好きな私たちの毎回のお気に入りは、タナ(Tannat)と呼ばれる品種。果実味とスパイシーさは強いけどシラーほどではなく、濃くて上品、ほどよいタンニン。大満足。

Tablas Creek Vineyard

お気に入り
・2010 Patelin de Tablas Blanc  ($20.00) ローヌ白ブレンド
・2008 Esprit de Beaucastel ($50.00) ローヌ赤ブレンド
・2008 Tannat ($40.00) タナ




■ Justin Vineyards & Winery (ジャスティン)

Tablas Creek がローヌスタイルなら、こちらはボルドースタイルに注力するワイナリー。豪華な内装、テラスにレストランも併設するゴージャスな雰囲気。

Justin Vineyards & Winery


ただ、ワインは全体的に可もなく不可もなく。飲みやすいけど、可もなく不可もなく。対応してくれたスタッフもいまいちで、ワインの表現や説明に乏しい。ボルドーブレンドの ISOSCELES (二等辺という意味)は美味しかったけれど、この値段なら期待して然るべきお味。(そして、うちがコレクションしているタイルのコースターが、相場の1.5倍の値段!ぐー!買っちゃったけど。)

Justin Vineyards & Winery

お気に入り
・2008 ISOSCELES ($62.00) ボルドーブレンド




■ L’Aventure Winery (ラヴァンチュール・ワイナリー)

15年間フランス・ボルドーでワインを造ってきたフランス人醸造家 Stephan Asseo 氏が、パソロブレスに魅了され、パソロブレスでワイン造りを始めたワイナリー。ロバート・パーカー氏も "A Frenchman who has captured the magic of Paso Robles." と評する。この壁画には一瞬えっ、、、と引いてしまったけれど。

L'Aventure


しかしワインは美味しかった。Stephan's "Paso Blends" と言われるカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーのブレンド Optimus や Estate Cuvée は大将好み。一方、うちはローヌブレンドがお気に入り。ローヌブレンドなんだけど、Oh、これぞパソ!というパワフルでジャミーな Côte à Côte。テイスティングでもらえたのは、リーデル社のステムがない "O" シリーズのグラス。しかもシラー用。さすがなこだわり。お客さんも多く、人気のワイナリー。

L'Aventure

お気に入り
・2010 L'Aventure Côte à Côte Rosé ($30.00) ローヌブレンドのロゼ
・2008 L'Aventure Côte à Côte ($85.00) ローヌ赤ブレンド




■ Claiborne & Churchill Winery (クレイボーン&チャーチル・ワイナリー)

パソロブレスを後にし、更に南下したサン・ルイス・オビスポ(San Luis Obispo)郊外にあるワイナリー。観光的なワインカントリーでない地域にも関わらず大変な賑わい。人気のほどが伺える。

Claiborne & Churchill Winery


フランス・アルザス地方のリースリング(Riesling)、ゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)、ピノグリ(Pinot Gris)といった、どちらかというと甘めの白ワイン品種を、ドライなスタイルで造ることに定評がある。

Claiborne & Churchill Winery


ドライ・リースリングもドライ・ゲヴュルツトラミネールも、単体で飲むと、ふーん、確かにドライな甘口ワイン、という程度だったけれど、最後におまけで飲ませてくれたドライ白ブレンドが美味しくて。Dry Riesling、Dry Gewürztraminer、Pinot Gris、Dry Muscat のブレンドは、フルーティさと酸味と、余韻の長さとマスカットの甘さが絶妙。思わず、うちもやなまん家もお買い上げ。デザートワインのオレンジ・マスカットも美味しかった。どっしりパワフルなワインが多い一日だったので、最後にすっきり甘口ワインで締めくくれて幸せ。

Claiborne & Churchill Winery

お気に入り
・2010 Edelzwicker "Proprietors' Blend" ($16.00) 白ブレンド
・2008 "Classic" Pinot Noir, Edna Valley ($28.00)
・2010 Douce Amie "Sweet Orange Muscat" (ハーフ $16.00)



一日が終わり、パソロブレスに来たのにジンファンデルを1本も飲んでいないことに気づく。あらら。


Tablas Creek Vineyard
http://www.tablascreek.com/
テイスティング料: $10.00 で 7種類(グラスつき)
Justin Vineyards & Winery
http://www.justinwine.com/
テイスティング料: $10.00 で 5種類(グラスつき)
L’Aventure Winery
http://www.aventurewine.com/
テイスティング料: $10.00 で 4種類(リーデル "O" グラスつき)
Claiborne & Churchill Winery
http://www.claibornechurchill.com/
テイスティング料: $5.00 で 6種類+おまけ1種類

※2011年6月現在の情報です。
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by shina_pooh_at_sfo | 2011-06-10 04:47 | ワイン&ワイナリー

No.954 2ドルワイン対決!Two-Buck Chuck vs. Three Wishes

誰もがご存知、"Two-Buck Chuck (2ドルワイン)" の愛称で有名な Trader Joe's の Charles Shaw (チャールズ・ショウ)。これに対抗するように、2010年末に Whole Foods が同じく2ドルワイン Three Wishes を販売開始。強気なプロモーションメッセージは "Chuck the Chuck!" Two-Buck Chuck をほおり出せ!

そりゃ、飲み比べたくなるってもの。インターネット上にも、飲み比べた記事やブログがたくさん。

$1.99 Wines



Two-Buck Chuck は2009ヴィンテージ。一方、Three Wishes はノンヴィンテージ(いくつかの年のワインをブレンドしている)。

Chardonnay (シャルドネ)
Three Wishes は香り控えめ、ややケミカルな感じがする。Charles Shaw のほうがフルーティで適度な苦味あり。きんきんに冷えているときはこんな感じの違いがあったけれど、温度が落ち着いてくると正直どっちもどっち。樽の香りはどちらも弱くて、よく言えば飲みやすい。個人的には Charles Shaw のほうがやや好み。

Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
カベルネはダントツで Charles Shaw に軍配。ブラインドで飲んでも違いは歴然。 Charles Shaw は、安いなりにカリフォルニアのカベルネの特徴をよく表現していて、深みはないもののフルーティでパワフル。Three Wishes は薄っぺらいプラムジュースのようで、夫は「日本で飲む安いワインみたい、、」と。

Merlot (メルロー)
Three Wishes は香りにケミカルなものを感じ、味は薄っぺらい。ただ、良くも悪くもジュースみたいで、軽く飲むには飲みやすい、と夫。(特に2日目。)Charles Shaw はフルーティ。2日目までおくと酸化が感じられるが、フルーティさはむしろ増す。でも、メルローはどちらもいまいち。



結果、総合的に Charles Shaw に軍配。
深みやタンニン、複雑さは期待できないけれど、「カリフォルニアのxxxと言えば、こんな風でこんな感じ」という典型的な特徴を表現しようとし、比較的成功していると思う。これで2ドルなんだからすごい。根強い人気と評価は伊達じゃない。飲み比べた人たちの評価もおおむね共通。

さすが、"Two-Buck Chuck"。


-+-+-

Whole Foods らしい取り組みは、エコ。
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by shina_pooh_at_sfo | 2011-01-22 15:23 | ワイン&ワイナリー

No.923 シャトー・マルゴーの会 1970 Château Margaux

行き付けのワインショップ K&L に時々設置されているお買い得コーナー。そこで、我が目を疑うワインを発見。

1970 Château Margaux $34.95

1970 Chateau Margaux, Margaux

シャトー・マルゴーは、フランス・ボルドー格付け第1級の5大シャトーワイン。世界で最も高い名声を有する赤ワインのひとつ。通常ならばおいそれとは手が出ない。シャトー・マルゴーがお買い得コーナーにあるだけでもびっくりなのに、その1970年ヴィンテージ(40年物)が、え?34.95ドル??思わずK&Lスタッフに、「これ本物?」と聞いてしまった。もちろん本物。ラベルを見間違えるはずがない。


こんな破格の値段で売られていたのには当然理由がある。コルクを包むキャップが破れて突き抜け、コルクが沈んでいる。しかも、コルクはかなり干からびた状態。K&Lスタッフ曰く、「(あくまで想像だけど)寝かせて保存するとコルクが適度に水分を含むけれど、これはおそらく立てて保存されていたためにコルクが完全に乾いてしまった。そこに、誰かが上から指でずぼっと穴を空けてコルクを押し込んでしまった。で、売り物にならなくなってしまったんだろう。」と。「味?それは飲んでみなきゃわからないね。」

1970 Chateau Margaux, Margaux

居合わせたやなまん夫妻とひそひそ相談。ものすごく劣化してるかもしれないけれど、この値段だし、経験ということで、一緒に飲んでみようか!となる。シャトー・マルゴーの会、決行。


先日 Marita's Vineyard のプライベート・テイスティングで教えてもらったスパニッシュオムレツを再現。香り高い白トリュフオイルを数滴。やなまんのおかげでふわっふわのオムレツの出来上がり。(私も頑張る。)

Tortilla


お供のチーズは、ウォッシュチーズの王様 Epoisses (エポワス)。フランス・ブルゴーニュのチーズ。これが、、、とろけるほど美味しかった。感動モノのチーズ。(ウォッシュチーズについては後日。)

Epoisses Berthaut



肝心のシャトー・マルゴーは、というと。
想定どおり、コルクは少し力を加えただけでボトルの中に落ちてしまい、茶漉しを使ってグラスに注ぐ。古すぎるワインは、デキャンタすると一瞬にして香りが飛んでしまう恐れがあるので、今回はデキャンタはなし。

古いワイン特有の完全に枯れたオレンジ色。紹興酒のような香りと味。つまり古酒。そして酸っぱい。。夫は「40年ものにしては果実味と複雑さがきちんと残っていて美味しい」と前向きなコメントをしていたけれど、私は、うーん、、、残念ながら、今世紀記憶に残るほどの感動ではなく。


1970年のマルゴー村の評価は可もなく不可もなく。熟成度も「飲み頃」らしい。1970年のシャトー・マルゴーの評価もまあ標準的。(Robert Parker 評はいまいちだったけど。)今回の味が、保存状態によるものなのか、1970 Chateau Margaux の実力なのかはわからない。同じワインの市場価格が300~600ドルであることを考えれば、劣化してる可能性が非常に高いと判断しての値段設定だったんだろうけれど。(夫談。)

でも、こういうのはお楽しみ。貴重な経験でした。


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マルゴー(Margaux)は、フランス・ボルドーの村の名前。シャトー・マルゴー(Château Margaux)は、マルゴー村にある特定のシャトーの名前およびそのワイン名。Margaux とついていればすべてシャトー・マルゴーな訳ではないので要注意。
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by shina_pooh_at_sfo | 2010-11-01 06:49 | ワイン&ワイナリー

No.918 ナパと共に歩む老舗グローサリー Oakville Grocery@Napa

29号線沿い、Opus One の少し手前にある小さな人気店 Oakville Grocery (オークヴィル・グローサリー)。1881年オープン、来年で創業130年。

Oakville Grocery


ナパの現存する最も古いワイナリーたちと共に歩んできた老舗。同じ場所に佇み、自らを "Little Country Store" と呼ぶ。

Oakville Grocery


広くない店内には、ローカルのオリーブオイル、ヴィネガー、ちょっと変わったソースやマスタード、パスタや手作りジャムなど、見飽きない商品でいっぱい。

Oakville Grocery


オリジナル商品もいくつか。トレードマークは可愛いウサギ。麻で出来たエコバッグをお土産に、はもちろん、ピクニックセットはすぐにでも使えそう。

Oakville Grocery


ランチをオーダー。サンドイッチの他、お惣菜、チーズ、生ハム、サラダも充実。細かく注文を聞いてからひとつずつ作るので少し時間はかかるけれど、並んで待っている間にもあれもこれもと手が伸びる。Acme Bread とチーズとサラミに地元産スプレッド。それだけ仕入れれば立派なピクニック。

Oakville Grocery



パロアルトのスタンフォード・ショッピングセンターにあった支店が閉店して以来、なかなか足を運べなくなって、ますます愛着が沸いてしまったウサギのお店。ピクニックで人気のワイナリー V. Sattui や大手 Dean and Deluca のテイクアウトに飽きたら、こんな小さな田舎のお店もお勧めです。


Oakville Grocery
http://www.oakvillegrocery.com/
7856 St. Helena Highway (CA-29)
Oakville, CA 94562

営業は朝から夕方まで。定休なし。ソノマの Healdsburg にも支店あり。12時過ぎには大混雑なので11時前に来たけれど、それでも結構なお客さん。お土産をゆっくり見たければ時間をずらして。


Oakiville Grocery
29号線を北上、右手に見えてくるレトロなコカ・コーラの壁画が目印。

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by shina_pooh_at_sfo | 2010-10-21 11:59 | ワイン&ワイナリー

No.917 ブドウ畑に込められた情熱ワイン Marita's@Napa

■ Marita's Vineyard (マリタス・ヴィンヤード)

この日のメインイベントはやなまん夫妻の伝で誘っていただいたプライベート・テイスティング。初めて聞くワイナリー Marita's

Marita's Vineyard


メキシコ出身のオーナー Bulmaro Montes (ブルマロ・モンテス)氏は、ナパのワイナリー Joseph Phelps で30年に渡りブドウ畑の総責任者(Vineyard Manager)を勤めていた凄腕。かの 2002 Joseph Phelps Insignia (インシグニア)が、Wine Spectator 誌 "The Best Wine of the Year in the world" に輝いた年のブドウを造っていたのもこの方。その後、事業副担当(Vice President of Operations)にも抜擢されたが、自分のワインを造る夢を捨てきれず、2003年に Joseph Phelps を去り創設したのが同ワイナリー。

Marita's Vineyard


造っているワインは2種類のみ。フラッグシップワイン Marita's とセカンドラベル Soma。いずれも100% Cabernet Sauvignon の赤ワイン。同じ畑、同じブドウだけど、その年最上の出来の樽から造られるのが Marita's で、それ以外は Soma となり、更に残りはバルク生産のワインカンパニーに売却するのだそう。

Marita's Vineyard


そんなごく少量生産のブティークワインをテイスティングできるのは、このプライベート・テイスティング形式のみ。少人数でテーブルを囲み、まるで家族のように、軽食とワインに舌鼓。

Marita's Vineyard


Bulmaro さんは用事があるとかでお話できたのは10分くらい。残念。でもその後、マーケティング担当の Pilar さんというおばちゃまがいろいろ説明してくれる。ワイナリーのこと、特にブドウへの思い。このティスティングで出されるお料理はすべて Pilar さんお手製。みんなが絶賛したのが、バルセロナ出身の彼女特製スパニッシュオムレツ。ワインを邪魔するから胡椒も使わず、味付けは塩とオリーブオイルのみ、なんと摩り下ろした玉ねぎが入ってる。卵ふわふわ、ポテトもほくほく。完璧な焼き加減。みんなで奪い合い、あっという間に完売。

Marita's Vineyard


肝心のワイン。

・2005 Marita's Vineyrard Napa Valley Cabernet Sauvignon ($150) GOOD!
・2005 Soma Napa Valley Cabernet Sauvignon ($86) GOOD!
・2006 Soma Napa Valley Cabernet Sauvignon ($86) GOOD!

わ、美味しい。これは美味しい。Soma は鮮やかさと酸味が特徴、若いうちから楽しく飲める。Marita's はより複雑で樽香が感じられ、深い果実味とエレガントなタンニン。どちらもカベルネ100%とは思えない口当たりのよさとマイルドさ。Marita's はしばし時間が経って最高によくなり、最後はむしろ Soma のほうがフレンドリーな印象。ただ、交互に飲み比べていると、他方に戻った瞬間、他方の特徴(酸味とか苦味とか)が際立ちすぎてしまう。Marita's でも Soma でもいいから、1本をじっくり飲んだほうが楽しめるね、というのが夫との共通の感想。どちらにもいい個性があって、どちらも素晴らしい。


出されたお料理は、生ハムのブルスケッタ、きのこソテーのブルスケッタ、絶品スパニッシュオムレツ、グリッシーニ2種(パルメザン&ガーリック)、マンチェゴ(スペインのチーズ)、ダークチョコレート。ワインもたくさん頂いて。

Marita's Vineyard
チーズを切り分けて、ワインを注いでくださった、Pilar さんの旦那様。


あまりにもアットホームで、最後のほうは Pilar さんも椅子を持ってきて腰を据え、完全に世間話モード(笑)トレジョーのオリーブオイルが美味しいのよとか、スパニッシュオムレツのレシピやコツを聞いたりなど。心配になるほど商業っ気なし。


猫もシニカルですよ。くくく。

Marita's Vineyard

犬も無防備過ぎますよ。わーふわふわふわふっ♪

Marita's Vineyard


一般のお店ではなかなかお目にかかれないワイン。こんな素敵なプライベート・テイスティング、みなさんもいかがでしょう?詳細はこちら。やなまん夫妻ありがとう!(ちなみに今回は日本人のみ12人でのランチタイム。ディナーもある様子。)

Marita's Vineyard (要予約)
http://www.maritasvineyard.com/
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by shina_pooh_at_sfo | 2010-10-20 00:50 | ワイン&ワイナリー

No.916 カエルも飛びます、秋ナパ@Napa

秋ナパ。

■ Napa Wine Company (ナパ・ワイン・カンパニー)

Opus One の隣にある Napa Wine Company が運営する共同テイスティングルーム。多くの造り手がここの醸造設備を利用して(Custom Crush Facility)ワインを造っている。カリフォルニアワインの重鎮かんちゃん手がける個人向けオーダーメイドワイン Crushpad の元祖商業版。このテイスティングルーム、数年前までは "Cult Wine Central" と呼ばれていたはずなんだけど、その呼び名は今はURLにしか残っておらず。

Napa Wine Co.


自分では醸造設備を持っていないワイナリー、などと決して侮れない。ナパ・ワイン・カンパニーのカスタム・クラッシュを利用したワインメーカーは、もはや伝説的なワインメーカー Helen Turley (ヘレン・ターリー)やワイン造りの女神 Heidi Barrett (ハイジ・バレット)、『Bryant Family (ブライアント・ファミリー)』 や 『Pahlmeyer (パルメイヤー)』 などの錚々たるワイン、次世代カルトワインと呼び声高い 『Ghost Block (ゴースト・ブロック)』 なども世に送り出している。ナパ・ワイン・カンパニー自身もナパに自社畑を所有し、ワインを造っている。

Napa Wine Co.


以前は様々な造り手のワインをテイスティングできたのが、現在は1つの造り手のみのセレクションから5種類を選ぶようになっていた。この週の造り手は Michael Pozzan。テイスティング料25ドル。

Napa Wine Co.

・2007 Annabella Chardonnay ($14)
・2008 Michael Pozzan Gold Series Zinfandel ($22)
・2007 Annabella Cabernet ($15)
・2008 Michael Pozzan Cuvee 14 Cabernet Sauvignon ($20)
・2007 Marianna ($45)

ワインはどれもまあまあ、という感じ。

それよりも。対応してくれたお姉さんが素人で、質問しても的を得ない返答ばかり。このテイスティングルームには期待していただけに非常に残念。(1つの造り手しか飲めないのも残念だったけれど、これはサイトにも載っていたことで調査不足。)

実は、私たちをどっぷりワインに引っ張り込んでくれた、今はもう日本に帰国してしまった恩人夫妻が、"Cult Wine Central" だった頃にここで出会ったのがハイジ・バレット手がける 『Showket (ショーケット)』 という素晴らしいワイン。Showket について尋ねてみると、既に生産を中止したのだそう。代わりに、現在ハイジ・バレットが手がけているのが 『Lamborn (ランボーン)』 。110ドル。そういうワインをテイスティングしてみたかったな。





■ Frog's Leap (フロッグス・リープ)

カエルがびよーんと飛び跳ねるラベルで有名な Frog's Leap

Frog's Leap


最初にフロッグス・リープがスタートした場所がカエルの養殖所跡地だったこと、創設者兼ワインメーカーのジョン・ウイリアムズ氏がワイン造りの修行を積んだのが Stag's Leap だったことにちなんで、Frog's Leap。ウイリアムズ氏(というかフロッグス・リープ)は、私でも知っているくらい、ナパのオーガニック栽培の第一人者としても名声高い人物。

Frog's Leap
飛びます、飛びます。

テイスティング客で賑わうワイナリー。予約なしで訪れたけれど気持ちよく対応してくれて、庭の見えるテラス席に案内。そう、ここはテーブルに座ってのテイスティング形式。20ドルで4種類のワインにおつまみ付き。高騰ナパにあってこれは嬉しいサービス。

Frog's Leap

・2009 Frog's Leap Sauvingnon Blanc, Rutherford ($18)
・2007 Frog's Leap Merlot, Rutherford ($34)
・2006 Frog's Leap Rutherford ($75) GOOD!
・2007 Frog's Leap Petite Sirah, Rutherford ($35)

メルローは、ハーブや茎の感じはあるもののあまりメルローっぽくなく、でもまろやかでよい。夫が気に入ったのが3番目のカベルネ・ソーヴィニヨン。クラシックなナパのカベルネらしい、ダークフルーツのどっしりとした味わい。プティ・シラーはまるでブルーベリージュースを飲んでいるようで、これもプティ・シラーらしくはないけれど面白い。

・2009 Frog's Leap Pink, Rutherford ($14) GOOD!
・2008 Frog's Leap Zinfandel, Napa Valley ($27) GOOD!

するとワイナリーの人が「ほかに飲みたいのある?冷えたロゼやジンファンデルもなかなかいいよ」と気前よく注いでくれる。ロゼは66% Zinfandel、34% Valdiguie (Napa Gamay) のブレンド。ほの甘くて女性好み。美味しい。お勧めのジンファンデルも、王道ジンの香り、フルーティさと適度な軽さ。ブレンドが似ているからか Ridge のジンファンデルみたい。


ワイナリー自慢の庭を散歩。トマト、ナス、きゅうり、ペッパー、フェンネル、キャベツ、ケール、チャード。見事に育った野菜たち。柿やイチジクの果実もたわわに生っていて、作物を育てる才能を見た思い。Green Thumb。だからきっとブドウも美味しいんだね。

Frog's Leap

断然人に勧めたくなる気持ちのいいワイナリー。「風見鶏」ならぬ「風見カエル」もお見逃しなく。この後本日のメインイベントに続く。


Napa Wine Company
http://www.cultwinecentral.com/
Frog's Leap
http://www.frogsleap.com/
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by shina_pooh_at_sfo | 2010-10-18 14:22 | ワイン&ワイナリー

No.898 ボトルの大きさでワインの味に変化が?Ridge Vineyards@Cupertino

久し振りの Ridge Vineyards (リッジ・ヴィンヤーズ)。カリフォルニアを代表する素晴らしいワインを造るワイナリーで、私たちが初めて惚れ込んだワイナリーのひとつ。クパティーノの山道をうねうね登り、1年ぶりの再訪。お決まりの看板 "ガラガラヘビに注意" も健在。

Ridge Vineyards


お目当ては、リッジの夏の恒例イベント Summer Wine Series テイスティング。テイスティング料25ドル。毎回様々なテーマが企画されるんだけど、今回は一般からテーマを募集するという遊び心。私たちが参加した週末のテーマは、「ボトルの大きさの違いによるワイン熟成の違いは如何に?Taste two different bottle formats, and experience bottle maturation in action!」という興味深いもの。さすがワイン好きが提案しただけあるお題。以前、「サンフランシスコ・ワイン日記」のゴマさんもブログにされていて、私も飲み比べてみたかったので楽しみ。


登場したのは、リッジのジンファンデルの代表ブランド Lytton Springs と、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローのブレンド。さあ、飲み比べ。

・2007 Lytton Springs Zinfandel ダブル・マグナム(3L、通常ボトルの4倍)($178)
・2007 Lytton Springs Zinfandel ハーフ・ボトル(375ml)($21)

・2007 Santa Cruz Mountains Estate Cabernet レギュラー・ボトル(750ml)($40)
・2007 Santa Cruz Mountains Estate Cabernet ハーフ・ボトル(375ml)($22)

Ridge Vineyards

ワインボトルは、小さいほうが早く熟成すると言われている。Lytton Springs、確かにハーフ・ボトルのほうがマイルドで熟成が進んでいて美味しい!Santa Cruz Mountains Estate はダブル・マグナムほどの差はないものの、やはり味わいが違う。レギュラーのほうがタンニンが強めできつく、ハーフのほうが多少まろやか、そして果実味は豊かになっている。もちろんボトルに詰める前はまったく同じワイン。へえええ、驚き。(ちなみにボトリングされたのは2008年11月、ボトル熟成1年9ヶ月目。)

このくらいの熟成期間なら、力強いほうが好き、熟成させたほうが好きという好みでボトルを選べばいいけれど、一般的に熟成に最も適しているのはマグナム・ボトルと言われている。じっくり上手に熟成させたいワインなら、マグナムを選ぶのがいいみたい。


その他テイスティングできた2本も貴重なワイン。リッジを代表するシグネチャワイン Monte Bello。めーちゃうま。すみれの香り、フルーティ、複雑、フランス貴婦人のようにエレガント。デザートワインの Essence は初めて知る。ジンファンデルから造られた濃厚でジャミーな後引く甘さ。幸せテイスティング。

・2006 Monte Bello ($150)
・2007 Geyserville Essence (375ml $50)

Ridge Vineyards



相変わらずお客さんでいっぱい。カウンターもびっしり。日本人もちらほら。それでも、新しいお客さんが来るとスタッフがカウンターから出てきて声をかけてくれる。こういうところが、ますますリッジファンにさせる。ワインが美味しくて、スタッフもナイスで、文句なしにお気に入りのワイナリー。

Ridge Vineyards


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ワインを堪能した後、裏の小高い丘に登ると、

Ridge Vineyards

ブドウが色づいていてびっくり。そっか、もうそんな季節。2010年は雨が多く涼しいと思ったら猛暑がやってきて、ブドウにとってはタフな年だったと聞く。どんなワインになるのだろう。

Ridge Vineyards Ridge Vineyards


Ridge Vineyards
http://www.ridgewine.com/
Ridge Viyneyards ※日本語サイト
http://www.ridgewine.jp/
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by shina_pooh_at_sfo | 2010-09-10 06:23 | ワイン&ワイナリー

No.871 ワイン&ラベンダー祭り Matanzas Creek Winery@Sonoma

やなまん夫妻に誘われて、ラベンダー香るソノマのワイナリー Matanzas Creek Winery (マタンザス・クリーク・ワイナリー)のワイン&ラベンダー祭りへ。昨年 Matanzas Creek のファンになりワインクラブの会員になって、今年のラベンダー祭りをとても楽しみにしていたんだそう。

Matanzas Creek Winery Days of Wine and Lavender


「うわぁ」と思わず感嘆の声が上がる、ワイナリー入り口に広がる見事なラベンダー。満開の6月、最高の季節。

Matanzas Creek Winery Days of Wine and Lavender


気持ちいい大木たちの木陰で、リリースしたばかりのワインと、ワインにあう料理が用意されている。テンション上がってきたー。

Matanzas Creek Winery Days of Wine and Lavender


Matanzas Creek の主なワインが造られるソノマの Bennett Valley AVA は、2003年に Matanzas Creek の申請によって登録された新しいワイン地域。気候は同じくソノマの Russian River Valley に似ているのだとか。(でも、より南だからもう少し暑いんじゃないかな?)

飲み放題だったワイン。

2007 Sonoma Valley Chardonnay ($29)
2008 Sonoma County Sauvignon Blanc ($19)
2009 Bennett Valley Rosé of Merlot ($17)
2008 Bennett Valley Pinot Noir ($35)
2006 Bennett Valley Merlot ($35)
2006 Sonoma County Cabernet Sauvignon ($35)
2006 Sonoma County Syrah ($25)

テイスティングルームでは以下のワインも。

2007 Journey Chardonnay ($75) ※シグネチャワイン
2002 Jackson Park Bennett Valley Merlot

ピノは濃くエレガント。Russian River Valley がさらに主張した感じ。メルローはかなりフルーツ凝縮で初めての味。いずれも暑い地域で育ったブドウの印象。テイスティングルームで飲んだ Jackson Park のメルローのほうが落ち着きがあって好き。(もちろん熟成のおかげもある。)カベルネは軽い系のソノマのカベルネで飲みやすくていい。シグネチャワインの Journey Chardonnay は、夫がブルゴーニュみたい、と。

Matanzas Creek Winery Days of Wine and Lavender


でも、この日は90F°を越す猛暑。そんな日はきりっと冷えたロゼとソーヴィニヨンブランに限る!特にメルローから造られたロゼは酸味がしっかりしててとても美味しい。カリフォルニアのロゼの中ではかなりのお気に入り。

Matanzas Creek Winery Days of Wine and Lavender


お料理も、前菜、メインからデザートまで盛りだくさん。いずれも Matanzas Creek で作られたラベンダーソルトやラベンダーヴィネガー、ラベンダーエッセンスなどが使われている。(・・・実はほとんど気づかなかったんだけど、汗)

Matanzas Creek Winery Days of Wine and Lavender


ラベンダーってハリネズミみたいにこんもり半円ドーム上に育つんだ。遠くにはラベンダーの水彩画を楽しむ人たち。

Matanzas Creek Winery Days of Wine and Lavender


イベントらしく、まだ樽に入っているワインを試飲するバレルテイスティングも。この樽は 2009 Jackson Park Merlot。去年樽に入れたばかりで、まだまだブドウジュースの段階。既にリリース済みの 2006 Jackson Park Merlot と比較試飲させてもらい、熟成によるジュースからワインへの変化を体感。

Matanzas Creek Winery Days of Wine and Lavender





気持ちいい快晴の下、ライブミュージックを聴きながら、美味しいお料理、美味しいワイン、つらつらおしゃべり。とっても楽しいイベントでした。ワイナリーも素敵だったし。やなまん夫妻、誘ってくれて本当にありがとう。またワインについていろいろ語りましょ。

Matanzas Creek Winery Days of Wine and Lavender

Matanzas Creek Winery
http://www.matanzascreek.com/
Days of Wine and Lavender は、メンバー$75、一般$95。


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ペアリングされたお料理
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by shina_pooh_at_sfo | 2010-07-03 05:10 | ワイン&ワイナリー

No.815 あなたにぴったりのワイン K&L Personal Sommelier Service

ワインショップでは、毎月決まった数本のワインを送ってくれる「ワインクラブ」サービスを設けているお店が多い。(ワイナリーのメンバーみたいな感じ。)
ワイナリーメンバーの場合、メンバー限定プレミアワインが手に入る特典もある反面、当然そのワイナリーのワインしか送られてこない。一方、ワインショップのワインクラブの場合、様々な地域や品種、知らないワイナリーのワインもランダムに送られてくるので、思わぬ1本に出会える楽しみがある。


ベイエリアで人気が高く私たちも行きつけのワインショップ K&L にもいくつかのワインクラブがある。月額20ドルで月2本のお手頃ワインクラブとか、月額50ドルで月2本赤ワイン限定、など。うちも1年ほどイタリアワインのワインクラブに入って、イタリアワインをいろいろ勉強できた。少しイタリアにも飽きてきてきた矢先、新しいワインクラブが登場。それが Personal Sommelier Service (パーソナル・ソムリエ・サービス)。

KL personal sommelier 3


このパーソナル・ソムリエ・サービスでは、値段レンジ、本数、ブドウ品種、国、地域など、自分の希望を細やかに指定でき、それに見合ったワインを知識豊富な K&L スタッフが選んでくれる。希望は毎月変えられるし、Web 上で簡単に設定できるのも便利。

KL personal sommelier 2



カリフォルニアワインに飽きたらアメリカ以外、ピノノアールが好きならピノ限定。高い赤ワイン1本と安い白ワイン1本という組み合わせも可能。月に1本からでもOK。これ、すごくいいサービスだと思うんですけど☆というわけで、うちも早速始めました。ワインにこだわりのある人はもちろん、「安くて美味しいワインが飲みたいけれど、どれを飲んでいいかわからない」という人にもお薦めです。


K&L Wine Clubs
http://www.klwines.com/wineofthemonth.asp

・Best Buy Wine Club: $19.95 月2本(赤白混合)
・Premium Wine Club: $29.95 月2本(赤白混合)
・Signature Red Collection: $49.95 月2本(赤限定)
・Champagne Club: $69.95 隔月2本(シャンパン)
・Club Italiano: $39.95 月2本(イタリアワイン)
・Personal Sommelier Service: 値段、本数、ブドウ品種、国など、独自で指定可能。高い赤ワイン1本と安い白ワイン1本という組み合わせにしたい場合は、Subscription を2つ作ればよい。

いずれのワインクラブも、お店に取りにいけば送料不要。(Will Call)
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by shina_pooh_at_sfo | 2010-03-02 06:54 | ワイン&ワイナリー