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カテゴリ:ワイン&ワイナリー( 80 )

No.1284 海の中で熟成されたワインは美味しい?

授乳中でまだ飲めないけれど、久々のワインネタ。

ワインを海の中で熟成させたらマイルドで美味しくなったんだそう。

Napa Wine Aged in the Ocean Yields Surprising Results
http://blogs.sfweekly.com/foodie/2013/05/wine_aged_in_the_ocean_yields.php

この実験を行ったのはナパのワイナリー Mira Winery。2009 Cabernet Sauvignon を海の中と通常の方法でそれぞれ3ヶ月間熟成させ飲み比べたところ、海の中で熟成させたワインのほうがまろやかで美味しいワインになっていたとのこと。(ワインが "loosened up" されるとか "relaxed" するといった独特のワイン表現用語が面白くて好き。)海の中は、気温が安定していて、光も届かず、波の揺れがよい作用を与えたとか。

たった3ヶ月の熟成期間の比較でそんなに差が出るのかな、というのが正直なところだけれど。そしてこれまでも誰かが同じことを考えたことがあるんじゃない?とも思ったり。いずれにしても飲んでみたい。

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ちなみに、ワインはワインボトルの大きさによっても熟成が変ってくる。数年前にクパティーノの Ridge Vineyards でハーフボトルやマグナムボトルの熟成飲み比べをさせてもらったことがあって、とても興味深かったです。

ああ、ワイン飲みたい。emoticon-0170-ninja.gif
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by shina_pooh_at_sfo | 2013-05-24 13:19 | ワイン&ワイナリー

No.1252 トレジョーの2ドルワイン、ついに値上げ

Two-Buck Chuck(2ドルワイン)の愛称で知られる Trader Joe's の Charles Shaw がとうとう値上げ、だそうです。カリフォルニアでは1本2.49ドル。

Don’t call it “Two-Buck Chuck” anymore.
http://www.labusinessjournal.com/news/2013/jan/16/two-buck-chuck-price-goes/

Charles Shaw

ここ数年のブドウの収穫量減少と、今後もクオリティを維持していくために時勢に乗った値上げとのこと。まあ、妥当なのでしょう。一方、同じく2ドルで出している Whole Foods は、今のところ(2013年1月22日現在)2ドルのまま。Whole Foods はトレジョーと価格をぶつけあっている感があるので、そのうち値上げしそうな予感です。はい、2月1日現在、同じ2.49ドルに値上げされていました。ただし、Whole Foods のほうは10%のケース割引があります。

ちなみにうちはトレジョーの2ドルワインのほうが好きです ↓
2ドルワイン対決!Two-Buck Chuck vs. Three Wishes
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by shina_pooh_at_sfo | 2013-01-22 14:32 | ワイン&ワイナリー

No.1213 ワインセラー力尽きる(Wine Cellar Cooling Unit Replacement)

カリフォルニアに来てワインが増え始めた頃、思い切って買った220本入りワインセラー。格安(それでも評判はよく、ワイン通の日本人の方も使っていた)ワインセラーだったけど、このクーリングユニットの寿命は約5年と聞いていた。(注:よりいいワインセラーならクーリングユニットの寿命はもっと長いはずデス。)

そしてちょうど5年後の今年、予告どおりお亡くなりになる。猛暑の少し前からセラー内の温度を低く保てず、「暑い暑い」とびーびー警告音が続くようになり、暑さが去ってもワインの本数を減らしても1日中びーびーびー。これはもうダメだ、、、と、仕方なくクーリングユニット交換を決意。


クーリングユニット入れ替えはこんな感じ。

Cooling Unit Replacement

ただ、、このクーリングユニット、とにかく重い。42パウンド(20kg弱)。しかも穴はぴったりきっかりサイズで高い位置にあるので、引き抜くのも再設置するのも一苦労。


この際クーリングユニット交換ついでに、セラー本体の微妙な隙間を目張りし、耐熱性も高めようと大プロジェクトに取りかかる。目張りに Caulking Sealant(グルーガンのような固まるシリコン)、断熱 Insulation に Foam Tape(厚手スポンジ状のテープ)を購入。アメリカらしいDIY。

Cooling Unit Replacement


棚を取り外し、クーリングユニットをすっぽり抜いたセラー。

Cooling Unit Replacement


きみはだれですか。きみも黒いですね。最近うるさかったですよ、まったく。

Cooling Unit Replacement


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数日かけて作業を終了し、新しいクーリングユニット設置完了。後は楽しいワイン戻し。夫、お疲れサマ。

Cooling Unit Replacement

今回クーリングユニットは送料込で320ドル。初期投資を抑えて5年ごとに320ドル+労力を払うか、最初に奮発していいワインセラーを買うか。(結果的に寿命は同じくらい、のはず、、と夫談。)また5年後、がんばりましょー。
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by shina_pooh_at_sfo | 2012-08-14 14:22 | ワイン&ワイナリー

No.1134 魅惑のマデイラの宴(Madeira Wine)

ポルトガルのマデイラ島で造られる魅惑のワイン、マデイラ(Madeira)。ポートワインと同じく、醸造過程でブランデーなどのアルコールを添加することでアルコール度数を高める酒精強化ワイン(Fortified Wine)の一種。辛口から甘口まで様々なタイプがあるけれど、基本は甘口デザートワイン。以前ワインショップのテイスティングで飲んだ古いヴィンテージ・ポートの感動が忘れられず、今回は古いマデイラを購入。急遽お会いすることになった方と、こうなったらマデイラの宴。


伝統的なマデイラの造り手 D'Oliveira (ドリヴェイラ)の 1973 Verdelho (ヴェルデーリョ種)。デザートワインも古いものはデキャンタージュすると花開く。栓を抜いた瞬間ふわっと広がった甘く濃い香り。色は魅惑的な琥珀色。

Old Madeira & Cheese Party


チーズ祭りも宴ならでは。Comté(cow)、Petit Basque(sheep)、Chaumes(washed)、Gouda(goat)、Délice de Bourgogne(triple cream cow)。Comté と Petit Basque は間違いのないお気に入りチーズ(特に Petit Basque)。Chaumes(ショーム)はウォッシュチーズにしてはクセがなさすぎて弾力性に富み、あまり好きではなかった(ところが後日食べるとなかなか)。意外なお気に入りは真っ白なゴートチーズ。カリフォルニアの Cypress Grove Chevre が手がけるチーズで、ゴート風味は弱いけれど熟成ゴーダによくある小さなしゃりしゃり感がよい。

Old Madeira & Cheese Party


でも今回メインのチーズは、イギリスのブルーチーズ Stilton (スティルトン)。伝統的にマデイラやポートとペアリングされるチーズ。うちはブルーの中では Blue Brie のようなソフトタイプのほうが好きだけど。(白飛びしてるラムカンの物体はスモークサーモンのディップムース。改善の余地あり。)

Old Madeira & Cheese Party



さて。主役のマデイラ。とにかく香りに酔う。甘く、深い香り。バニラ、キャラメル、ドライフルーツ、ブラウンシュガー、ほんのりシナモンスパイス。黄金色の夕日が頭に浮かぶ。口に含むととろんとして、これはまさに、、、紹興酒!いや、本当に奥深い紹興酒そっくりで、美味しいー。幸せ。

ふと、飲み干した後のグラスの香りに気づく。実はこれがこの日一番の感動。グラスの内側に残った香りは更に凝縮され濃厚で官能的。香ばしく焼かれたステーキ(夫)、極上カラメルデザート(私)。くらくら悩殺、、ノックアウト。(このような、特にアルコール度数の高いワインに見られる、ワイングラスの内壁にゆっくりと零れ落ちる液滴のことをワイン用語で "ワインの涙" といいます。)

Empty Glass



おまけ。とろけたブルーチーズとフィグも最強 emoticon-0165-muscle.gif

Old Madeira & Cheese Party



※古いヴィンテージ・ポートは抜栓後どんどん香りが飛んでしまうので通常ワインと同様できるだけ早く(できればその日のうちに、長くても1週間のうちに)飲むのが理想的。一方、古いマデイラは開けてから5年は美味しく飲めるので、長くゆっくり楽しみたいならマデイラが断然適している。マデイラについては、ブログ「サンフランシスコ・ワイン日記」のゴマさんも詳しく記事にされています。ゴマさんが旦那様にプレゼントしたのは今年で111年物のマデイラ!ちなみに夫はポートワイン派、私はマデイラ派。
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by shina_pooh_at_sfo | 2012-02-02 13:53 | ワイン&ワイナリー

No.1096  世界にひとつのブドウ畑から生まれるナパカベルネたち@Napa

ブドウの収穫も終盤を迎える秋ナパへ。

■ Joseph Phelps Vineyards (ジョセフ・フェルプス・ヴィンヤーズ)
カリフォルニアで最も好きなカベルネのひとつ Insignia (インシグニア)を造るワイナリー Joseph Phelps Vineyards。もう10年来ここのメンバーと仰るお友達にお誘いいただいて(感謝です!)、テラス席を予約し、チーズやサンドイッチを持ち込み、大好きな Joseph Phelps ワインを飲みましょう。

Joseph Phelps Vineyards


いつものテイスティングと同様、一応白ワインやピノ、ジンファンデルなどから順番に飲んでいかなければいけないのだけれど、心は Insignia に逸る逸る。

・2008 Insignia ($200) 89% Cabernet Sauvignon, 7% Petit Verdot, 4% Merlot
・2006 Insignia ($200) 95% Cabernet Sauvignon, 5% Petit Verdot

そりゃもう Insignia。なんといっても Insignia。(と、2年前と同じ叫び。)カベルネを主体としたボルドーブレンド。2006 Insignia のほうが 2008 Insignia より古いのに、ブラックフルーツの華やかさは増していて、もちろん深みも増していて。ダークチョコレートのようや甘さはカリフォルニアらしい。やはり寝かせれば寝かせるほど面白くなる、素晴らしいワイン。

Joseph Phelps Vineyards

・2006 Backus ($250) 94% Cabernet Sauvignon, 4% Petit Verdot, 2% Malbec
・2009 Eisrébe ($50)  100% Scheurebe

初めて飲んだ「酒の神バッカス」の名を冠した単一畑で造られるカベルネ Backus。$250。わーお。どっしりと質実剛健。Insignia が女性的なら、Backus は男性的なワイン。夫も私も Insignia 好みだけど、 Backus もちろん素晴らしい。最後の1本はカリフォルニアで造られるアイスワイン Eisrébe。収穫を遅らせブドウの糖度を上げ、冷凍してさらに糖度を凝縮させるアイスワイン。とろんとハチミツのようなのにしつこくなく、上品なデザートワインはみなさん大ファンでお買い上げ。

Joseph Phelps Vineyards

最高でした。Mさん、Cさん、ご一緒した皆さま、ありがとうございました☆(また誘ってください。むふ。)




■ Heitz Wine Cellars (ハイツ・ワイン・セラーズ)
ナパでも老舗に入る Heitz Wine Cellars。商業ナパにおいて、今でもテイスティング無料という良心的なワイナリー。

Heitz Wine Cellars


1976年に開かれたブラインドテイスティングで、カリフォルニアワインがフランスのボルドーワインに勝利してしまった通称 "パリ・テイスティング事件"。その30年後の2006年に同銘柄で再選された際、ムートンやオー・ブリオン、レオヴィル・ラスカーズを抑えて第3位に選ばれたのが、Heitz のフラッグシップワイン、単一畑の Martha's。堂々の実力ワイナリー。

Heitz Wine Cellars


・2008 Napa Valley Chardonnay ($20)
・2007 Napa Valley Zinfandel ($22)
・2006 Bella Oaks Vineyards Cabernet Sauvignon ($48)
・2005 Trailside Vineyard Cabernet Sauvignon ($70) GOOD!
・2002 Martha's Vineyard Cabernet Sauvignon ($150) GOOD!
・Ink Grade Vineyard Port (375ml $15) GOOD!

テイスティングルームには私たちとワイナリーのお姉さんだけ。最初はテーブルに並んでいなかった Trailside や Martha's (しかも2002年)をごそごそと出して飲ませてくれる。ああ、納得。100% Cabernet Sauvignon の Martha's は、まず香りが素晴らしく、味はどっしりとした果実味豊かなナパを表現していてうっとり。注いでいるお姉さんも、香りをかいでうっとり顔。自分のワイナリーのワインが本当に好きなんですね。好印象。最後のポートワインは、ジンファンデルなどではなく、ちゃんとポルトガルの土着品種から造られたクラッシックなポート。濃さとスムーズさと甘さのバランスがよくこれも秀逸。

Heitz Wine Cellars

私たちの後に団体さん到着。みんな Martha's が飲めるといいね。


ワインを好きな人って、本当に美味しそうに楽しそうにワインを飲む。そんな人たちと飲むワインはさらに美味しい。2軒いずれも大満足の秋ナパでした。

Joseph Phelps Vineyards (要予約)
http://www.jpvwines.com/
Heitz Wine Cellars (テイスティング無料)
http://www.heitzcellar.com/
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by shina_pooh_at_sfo | 2011-11-08 00:05 | ワイン&ワイナリー

No.1081 奥深いワインとフードのペアリング Ridge Vineyards@Sonoma

カリフォルニアを代表するワイナリーのひとつ Ridge Vineyards(リッジ・ヴィンヤード)。よく知られているのはクパティーノの山の上にある見晴らしのよいワイナリーだけど、実はソノマにもワイナリーを持つ。そこで開催された秋リリースイベント Fall Release Celebration at Lytton Springs にやなまん大将夫妻にお誘いいただく。ありがとうー!

Ridge Vineyards


ソノマの Healdsburg にあるこちらの Ridge に来るのは初めて。有名なジンファンデル Geyserville、Lytton Springs の畑はソノマにある。山の上のワイナリーとは違い、平地に広がるブドウ畑。

Ridge Vineyards


試飲したのは、この秋ニューリリースのワインたち。

Ridge Vineyards


そして、それぞれのワインにペアリングされた、ソーセージ中心のアペタイザー。ソースや添え野菜もワインとの相性が工夫されていて、これは興味深い☆

Ridge Vineyards

・2008 Monte Bello Chardonnay w/ Rock Shrimp & Scallop Sausage (シャルドネ)
・2007 Mazzoni Home Ranch  w/ Chicken Apple Sausage (ソノマのジンファンデル)
・2009 Pagani Ranch Zinfandel w/ Chicken Apple Sausage (ソノマのジンファンデル)
・2009 York Creek Zinfandel w/ Sicilian Pork Sausage (ナパのジンファンデル)
・2009 Lytton Springs w/ Sonoma Duck Sausage (ソノマのジンファンデル)
・1998 Lytton Springs w/ Sonoma Duck Sausage (1つ上のヴィンテージ違い)
・2008 Monte Bello w/ Sonoma Lamb Sausage (カベルネ)

ペアリングとして一番よかったのは、シャルドネとシーフードソーセージ。ソースにバニラビーンが使われていて、リッチなソースにシャルドネの樽香がふんわりよく合い、それぞれで食べるよりお互いぐっと美味しくなる。その他、同じジンファンデル Lytton Springs でも、若いヴィンテージはソースの甘さがワインを渋く感じさせたのに、古いヴィンテージになるとワインにまろやかさが出てフードと合うようになったり。



ワインとして一番お気に入りだったのは、1998 Lytton Springs。色は古いワイン特有のレンガ色。(写真は、左が 2009 Lytton Springs、右が 1998 Lytton Springs。)カラメルのようなまろやかさに、熟成の力を実感。その他、2009 York Creek も若々しさが好き。夫のお気に入りはスパイシーさとフルボディがジンファンデルらいし 2009 Pagani Ranch。

Ridge Vineyards


フラッグシップのカベルネブレンド 2008 Monte Bello($145)はまだ全然若くて、今飲むにはもったいない。(と、ワインメーカーご自身も仰っていた。)

Ridge Vineyards


Ridge はいろんな畑を持っているけれど、ジンファンデルで言えば歴史も長く生産量も多い Lytton Springs や York Creek、今回はなかったけれど Geyserville が安定して美味しい、と個人的には思う。

Ridge Vineyards



食べ物とのペアリングで、こうまで変わってしまうワイン。面白いけど、自分が家でサーブすることを考えるととても悩ましい。。よい経験でした。やなまん大将、ありがとね。

Ridge Vineyards

Ridge Vineyards
http://www.ridgewine.com/
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by shina_pooh_at_sfo | 2011-09-29 04:03 | ワイン&ワイナリー

No.1066 サヨナラデュリフと奇才ワインメーカーの旅@Santa Cruz

カリフォルニア州サンタクルーズ。一般的にはサーフィンなど水上スポーツで知られている町だけど、サンタクルーズ群全体はワイン産地としても重要な地域。サンタクルーズまでなら車で1時間。行ってみようか、と訪れたのは、サンタクルーズに拠点を置く2軒のワイナリー。


■ Santa Cruz Mountain Vineyard

Santa Cruz Mountain Vineyard のワインラベルには、サンタクルーズマウンテン地方に生息するシンボル的野生動物ボブキャットが描かれている。耳の先が尖っていて飾り毛がついている(証拠画像)。そんなワイナリーでの、悲しく切ないストーリー。

Santa Cruz Mountain Vineyard

数年前、このワイナリーの Petite Sirah の赤ワインを飲んで気に入る。ラベルのボブキャットもかわいいね、と。その翌年、アニマルシェルターで運命の黒猫と出会う。名前は何にしよう、と相談してるとき、ふと思い出したのがこのワインの名前。「Durif」。Durif とは Petite Sirah の元々の品種名で、フランスからカリフォルニアに渡った際に Petite Sirah と呼ばれるようになった。あのワイン美味しかったし、ボブキャットにもちょっと似てるかも、ということで、その子は Durif(デュリフ)と命名された。

そんな、とても思い入れのあるワイナリー。

「あったあった、Durif いるよ」と嬉しそうに Durif ワインと再会を果たし、テイスティングを始める。

Santa Cruz Mountain Vineyard


・・・ふと気づく。飲ませてもらっている最新ヴィンテージのラベルには 「Durif」 ではなく 「Petite Sirah」 と書かれている。え。。恐る恐るお姉さんに聞いてみると、嫌な予感的中。「アメリカでは Durif と言ってもピンとこないから、わかり易く Petite Sirah に変更したのよ」と。そんなー。そんなー。わかりにくくても、それがワイナリーのアイデンティティ、こだわりだと思ってたのに。うちの子 Durif の由来はどこへ。ショック。

そんな傷心を抱えつつも、相変わらず Petite Sirah (旧 Durif)は美味しかった。深みのあるブラックベリー。それは切ない涙の味。(うそ。)

Santa Cruz Mountain Vineyard

お気に入り
・2007 Pinot Noir - Bailey’s Branciforte Ridge Vineyard ($29.00) 複雑で濃いピノノワール
・2009 Grenache - McDowell Valley ($18.00) 鮮やか軽やかなグレナッシュ
・2008 Petite Sirah - San Antonio Valley ($18.00) 涙のデュ、もう一度

Santa Cruz Mountain Vineyard (テイスティング料5ドル、ワイン購入で還元)
http://www.santacruzmountainvineyard.com/




■ Bonny Doon Vineyard

Bonny Doon を形容するならば、というより創設者兼ワインメーカーのランドール・グラハム氏(Randall Grahm)を形容するならば、カリフォルニアワイン業界きっての「奇人ワインメーカー」。ワインのラベルや名称だけでも独創的だが(それぞれ個性の塊、なんの統一性もない)、それ以上に氏自身の奇抜な発言や行動はもはや名物、の「変わり者」。

Bonny Doon Vineyard


しかし、単に奇をてらっただけの人物ではなく、ワイン造りの実力や確かな科学的根拠に裏づけされた新たな取り組みが時代の先駆けになってきたのも事実。その功績が認められ、2010年にはカリフォルニアワインの発展に貢献した人々を称える第4回 Vintners Hall of Fame 『ワインの殿堂』 に選ばれている。(詳細はゴマさんのブログをどうぞ。)

Bonny Doon Vineyard


ブドウ品種も変わっているが、グラハム氏自ら 「The Rhone Deranger(ローヌ狂信者)」と名乗るだけあってフランス・ローヌ地方の品種が多い。気に入ったのは 100% Grenache Blanc(Biodynamic)の白ワイン。ラベルもバイオダイナミックを表す螺旋デザインですてき。ハチミツやメロンの味、でも甘すぎない。もうひとつ、Bonny Doon のフラッグシップワイン、ローヌブレンドの赤ワイン Le Cigare Volant(ル・シガー・ヴォラン)。ラベルは空飛ぶ葉巻。古典ローヌとは一味違った、鮮やか軽やかなカリフォルニア的ローヌ。全体通して赤より白が個性的で美味しい。

Bonny Doon Vineyard

こうした奇天烈な発想と、対照的に真面目な思想、人物像、独創的なワインが、熱狂的ファンを生む所以なんでしょう。(私もはまりそう。)

お気に入り
・2009 Vinho Grinho ($20.00) ハーブ香るすっきり白
・2009 Grenache Blanc ($25.00) ハチミツやメロン香るトロピカルな白
・2007 Le Cigare Volant ($35.00) カリフォルニアのローヌな赤
・2008 Vinferno ($20.00) 個性的なデザートワイン

Bonny Doon Vineyard (テイスティング料5ドル、ワイン購入で還元)
https://www.bonnydoonvineyard.com/




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この2つのワイナリーがある場所は倉庫街で、他にもワイナリーが隣接して立ち並ぶ。サンタバーバラのロンポックのよう。徒歩で何軒もワイナリーを楽しめる。

Santa Cruz


ワイナリー以外にも、フレンチベーカリー&カフェ(美味しそうなマカロン発見!元サンタクルーズ在住kiki-jujuさんのお勧めは洋ナシのタルトだそうです)、雑貨屋、アパレルセレクトショップ、ブリュワリーなどが集っていて、是非また来たい一画でした。

Santa Cruz
Ingalls Street, Santa Cruz, CA 95060


帰りは気持ちよく CA-1 ドライブ。最高 emoticon-0103-cool.gif

Santa Cruz

※「サヨナラデュリフ」、ちょっといたずらが過ぎました、、みなさま、すみません。
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by shina_pooh_at_sfo | 2011-08-27 04:28 | ワイン&ワイナリー

No.1062 至福のワイン飲み放題イベント Diamond Creek Open House@Napa

カリフォルニアのプレミアワイン、ナパのカベルネでは確実にベスト3に入る大好きなワイナリー Diamond Creek Vineyards。ワイナリーは一般公開されておらず、招待状が届いた人だけが年に一度のオープンハウス・イベントに参加することができる。過去2008年2009年は友達に誘ってもらって参加。そして2011年の今年、とうとううちにも招待状が届いた!わあーい♪(歓喜小躍り。でもどうして今年はうちに招待状が届いたのかは不明。)

幸せの恩は持ちつ持たれつ。ワインが好きで気の合うやなまん大将夫妻をお誘いしてナパへ出発。



Diamond Creek Vineyards (ダイアモンド・クリーク・ヴィンヤーズ)

オープンハウスでは、その秋リリース予定のダイヤモンド・クリークのワインが飲み放題!今年飲めるヴィンテージは2009。涼しげな湖のほとりに、恒例のマグナムサイズ3本入り木箱が鎮座。

Diamond Creek Vineyards


2時から、こちらも恒例の畑巡りツアー。今は亡き創設者 Al Brounstein 氏の息子さんの説明を聞きながら敷地内を歩いて周る。

Diamond Creek Vineyards


ダイアモンド・クリークには、「Lake」、「Red Rock Terrace」、「Gravelly Meadow」、「Volcanic Hill」 の4つの畑があり、それぞれ土の特徴が違う。「Lake」 だけは特別で良年にしかワインは造られず、創設1968年以来13ヴィンテージしか造られていない非常にレアな逸品。

Diamond Creek Vineyards


それぞれの畑から作られる4種類のワインは、その土の特徴 「テロワール」 を如実に表すワインとなる。ワインにおける 「テロワール」 の重要性。それがダイヤモンド・クリークの哲学。

Diamond Creek Vineyards


ツアーの後は試飲タイム。Lake を除く、1本175ドルの Red Rock Terrace、Gravelly Meadow、Volcanic Hill が飲み放題!

Diamond Creek Vineyards

Red Rock Terrace はバニラの香り、果実味と酸味が豊かで一番取っ付きやすい。Gravelly Meadow は更に香りがふくよか、口に含むと果実味と酸味は穏やか。Volcanic Hill は 一番タンニンが強く、でもしばらく口に含んでいると柔らかさと複雑さが訪れる。例年と同じく、最初の印象は Volcanic Hill が一番好きで、最後は Gravelly Meadow。でも、どれも最高に美味しいくて、本当に本当に幸せ。

試飲タイムの後は、お楽しみの豪華抽選会。当たった3人には Red Rock Terrace、Gravelly Meadow、Volcanic Hill がそれぞれプレゼントされる。最後まで握り締めてた半券は今年もハズレ。残念。。


今までと比べて今年は参加者も出されるワインも少なかったように思う。日本人にも出会わなかった。不景気なのかな。それでも至福の高級ワインを買い求める人は後を断たず。来年もまた参加できますように。

Diamond Creek Vineyards



Diamond Creek Vineyards (一般非公開)
http://www.diamondcreekvineyards.com/
2009 Volcanic Hill ($175)
2009 Gravelly Meadow ($175)
2009 Red Rock Terrace ($175)
2009 6 Bottle Assorted ($840, $140 each)
1999 Lake ($400)
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by shina_pooh_at_sfo | 2011-08-17 04:41 | ワイン&ワイナリー

No.1060 幸せを呼ぶ神秘のブルーワイン Blanc de Bleu ブラン・ド・ブルー

少し前になりますが、世界初という青いスパークリングワイン 2008 Blanc de Bleu ブラン・ド・ブルーをご馳走になりました。

2008 Blanc de Bleu, Cuvée Mousseux

聖母マリアのシンボルカラー「幸せを呼ぶ色」とされているブルー。色づけにはブルーベリーエキスが使われています。その斬新さが日本や香港で話題を呼んでいるそう。

最初に「日本で人気の青いスパークリングワイン」と聞いたとき、正直「・・・また話題性だけの流行モノ」とちょっぴり思ったのですが、これが想像以上に素敵でした。透明感溢れるターコイズブルーの中に、神秘的に立ちのぼる細やかな泡。みんながこのワインを手に持っているだけで、その場の雰囲気がぐっと華やかでした。あとで写真を見返しても、とても素敵。少し前にベイエリアで行われた震災チャリティーイベント「祈 for Japan」でもこのワインが振舞われ、会場がなんとも優しい雰囲気に包まれていたそうです。

味も、甘ったるい安スパークリングではなく、控えめなフルーティさと控えめな酸味で飲みやすい。カリフォルニア州メンドシーノのシャルドネ(Chardonnay)100%と聞き、日本のワインだと思っていたので驚きと共に納得。きちんと造られたワインなんですね。(メンドシーノは涼しい海風のお影で良質のシャルドネが生まれる産地。)

アメリカではまだ一般未発売ですが、近々販売開始されるそうです。質で勝負の実力スパークリングワインには及びませんが、パーティに華を添える(かつ美味しい)意味で話題性以上の価値はあると思いました。(ただ、日本での小売価格は4,800円。フランスのシャンパン、ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)と同等価格。アメリカでの販売価格はどう出るか。)


Blanc de Bleu
http://www.blancdebleu.com/




-+-+-

ちなみに私たち夫婦のお気に入りは、ブルーから一転、濃厚な真紅のスパークリングワイン。オーストラリアのシラーズ(Shiraz)というパワフルで濃い赤ワイン品種から造られたスパークリングで、色に負けず味も濃厚かつ華やか。ワインライターを旦那様に持つゴマさんも「バレンタインを飾るのにピッタリ♪」と紹介されています。(こんな感じ。エキゾチックでしょ?)甘めなので女性にも人気かと。機会があれば探してみてください☆
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by shina_pooh_at_sfo | 2011-08-12 13:14 | ワイン&ワイナリー

No.1032 ハゼライの会 1967 Pouilly-Fuissé

行き付けワインショップ K&L の掘り出し物コーナー。そこで売られているワインには「Hazerai」というシールが張られているので、安くてダメもとなワインを私たちは「ハゼライ」と呼んでいる。前回の1970年シャトー・マルゴーに引き続き、やなまん大将夫妻が興味深いハゼライワインを発見。


1967 Domaine de la Roche (René Guérin), Pouilly-Fuissé

1967 Domaine de la Roche (René Guérin), Pouilly-Fuissé

Pouilly-Fuissé (プイィ・フュィッセ)は、フランス・ブルゴーニュの白ワイン(シャルドネ)。驚きはそのヴィンテージ。1967年。44年物。経験上最も古いビンテージ。しかも白ワイン。面白すぎる。



シャルドネに合うようにとやなまんが用意してくれたのは、ホタテのバターソテー、オリーブ&ケイパー入り自家製鶏ハム、スパニッシュオムレツ、チーズにオリーブ各種。私もワインに合わせて、ワインビネガーのキヌアサラダを持参。(こんな風にしたかったんだけど。)

Wine Party


さて、44歳のプイィ・フュィッセ。まずは古くなったぼろぼろのコルクを抜くのに一苦労。香りは、古すぎる白ワイン特有の紹興酒のよう。でも、こんなに古いのにシャルドネの芳香は強く残っている。味は、明らかにピークは過ぎてしまっているものの、これまで飲んだどの古い白ワインよりしっかりした骨格を残していて驚く。造り手のルネ・ゲラン氏はプイィ・フュィッセ造りの名手だったそうで、きちんと造られたブルゴーニュ白ワインの底力を感じた1本。

一番ワインに合ったのがオリーブ。オリーブと合わせると、ワインが柔らかくまろやかになったから不思議。食事とのマリアージュって奥が深い。



シンプルなゴルゴンゾーラのピザにハチミツをかけて食べる。これ、美味しい☆確かにブルーチーズにハチミツを合わせるものね。

Wine Party


古いワインの貴重な経験とマリアージュの奥深さ。難しいけど面白い。やなまん大将、お招きいただいてありがとう。お料理もワインも美味しかったです。夫もいつも大感心。さて、次回のハゼライはどんなワイン?
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by shina_pooh_at_sfo | 2011-06-20 00:44 | ワイン&ワイナリー