No.482 スペイン3日目 ヘレス - ジブラルタル - カサレス

2008年5月30日(金) 3日目 雨

■ 場所: ヘレス(Jerez)、ジブラルタル(Gibraltar)、カサレス(Casares)
■ 移動: レンタカー(走行距離 181km)
■ 宿泊: Hotel Rural de Casares ★★(@カサレス) €60.10 (ツインルーム、朝食つき)

本日のイベント
 ・ヘレスでシェリーのワイナリー
 ・イギリスの海外領土ジブラルタルでサル
 ・白い村カサレス

Andalucia Road Trip (Day 2)


8:30 起床。
9:30 チェックアウト。朝から小雨。
午前中はシェリー(Sherry)のワイナリー巡り。シェリーとは、ワインにブランデーなどのアルコールを添加してアルコール度数を高めた「強化ワイン(Fortified Wine)」の一種。「ヘレス」の英語名が「シェリー」であるように、ヘレスはシェリーの町なのだ。ちなみにスペイン語でワイナリーはボデガ(Bodega)という。

10:30
1軒目のボデガは、世界的にも有名なシェリー Tio Pepe (ティオぺぺ)のボデガ、Gonzalez Byass (ゴンザレス・ビアス)。なんと、スペイン全産業の中でもっとも海外に輸出されている製品が Tio Pepe なんだとか!

Tio Pepe

英語ツアーは 11:30 からだったんだけど、ふらっと立ち寄ってテイスティングできるかもね、と早めに向かう。このボデガ、敷地の広さが半端でなく、Tio Pepe の看板見えたと思って適当な路駐に停めてしまうと、本当の入り口まで敷地の壁沿いを歩く歩く・・・。(専用駐車場はない。)ちゃんと入り口を確かめて入り口近くに駐車することを強くお薦め。

ようやく入り口にたどり着くと 11:30 のツアー開始までは中にすら入れない。雨がどんどんひどくなる。不運にも傘を持っていなかった。ツアーまで1時間もあるので、別のボデガを目指そうとするけれど、手持ちの地図はかなり曖昧、車まではめちゃ遠い、タクシーもつかまらない。雨宿りしたり歩いたりしながら2人の仲も険悪になりつつ、途方に暮れる。。。そうこうしているうちに 11:00 を過ぎてしまったので、Tio Pepe に戻ることにする。

Tio Pepe

11:30
Tio Pepe ツアー開始。1人10ユーロ、タパスつき15ユーロ。ツアー用の車に乗って敷地内を走る。敷地は驚くほど広大。

Tio Pepe

シェリーというと、食前酒の辛口白ワインのイメージだけど、熟成法によっては琥珀色になったり、食事と共に楽しめるワインになったり、甘口や極甘口になったりもする。シェリー造りに使われる樽は、なんと60年間も同じ樽を使い続けるんだとか。傷んだら、解体して組み直してを繰り返す。カビたり染み出している樽も多い。いいのか?

Tio Pepe

シェリーの熟成方法は独特。3~4層に積み上げられた樽には、下に行くほど古いワインが入っている。出荷時は必ず一番下の樽から取り出し、減った分を上から順番に補充するため、味は常に一定になる仕組み。(老舗の焼き鳥屋やお好み焼き屋のたれみたい!)倉庫の中はシェリーの匂いが充満。ワインとは全然違う香り。

Tio Pepe

Tio Pepe にはたくさんの有名人が訪れ、樽にサインを残している。スペイン歴代王族に始まり、ピカソ、スティーブン・スピルバーグ、J.コクトー、F1のアイルトン・セナなど。若かりし頃の皇太子浩宮様がサインをしている写真も飾られていてびっくり。ツアー終了後、シェリー2種類(辛口 Fino と甘口)とタパス(生ハムとチーズとパン)を頂く。どちらのシェリーもうま。

Tio Pepe Tio Pepe Tio Pepe

13:30
Tio Pepe 出発。本当はもうひとつボデガを訪れる予定だったけれど、雨の中歩き回った疲れで断念。カルフールで飲み物とおつまみを入手して、次の目的地ジブラルタルへ向かう。

15:00
ジブラルタルは、スペイン南端に突き出るイギリス領。ジブラルタル生命のトレードマークでも有名な大きな岩山が目に飛び込む。あいにくの雨と曇り空。晴れていればアフリカ大陸が見えたはずなのに。

Gibraltar

イギリス領に入るので入国審査。パスポートチェックだけでスタンプは押してもらえないのが残念。

Spain - Gibraltar Border

先ほどまではスペインだったのに、ジブラルタル内は英語標識。警察官もイギリス風。Fish & Chips やパブも頻繁に見かけ、アフリカが近いことからモロッコ料理のタジン屋もちらほら。いいなぁ。この町も迷い込むと道が恐ろしく細く、カーナビがないと辛い。

16:00
シンボルの岩山へはケーブルカーで登ろうとケーブルカーを目指すが、なんとなく道を間違え The Upper Rock というドライブコースの入り口に着いてしまう。入場料1人8ユーロ、車代7ユーロ、計23ユーロ(46ドル?!)。ほんの30分程度のドライブコースなのに。。まぁ、仕方なし。

ドライブコースには野生のサルがいっぱい。餌を与えないで下さいと言われても、与えないわけがない観光客。サル側も慣れていて人間を怖がらないし、平気で車の上にがんがん乗ってくる。

Baby Ape

Ape Baby Ape Gibraltar

16:30
ドライブウェイ終了後、ジブラルタルを出ようとするも、すごい国境渋滞。1時間半のろのろと待たされる。入国前(あるいは入国直後)にパーキングに停めて、ジブラルタル内は公共機関で移動するのもありだったかも。

18:00
ジブラルタル出発。ガイドブックお薦めの白い村カサレスに向かう。

19:00
カサレス到着。噂どおりの白い村!

Casares

車で町中に入ると、中央のスペイン広場より先は車では進めないとのこと。引き返し、高台に車を停めて歩いてスペイン広場まで降りていく。・・・これがすごい坂道。っていうか、町中が坂で出来ている。これを重い荷物を持って引き返すのかと思うとぞっとする。風景はきれいなんだけどなぁ。

Casares Casares Dog

この日はホテルを取っておらず、インフォメーションも閉まっている時間だったので、案内板を頼りに Hotel Rural de Casares というホテルを見つける。2つ星だけど悪くない。かなり疲れていたので泊まれればよし。

20:30
一休みしてバルに繰り出す。お目当てはもちろんタパス。小さな小さな村なので、バルも地元のおじさんたちがたむろする超ローカルな場所。まるで新橋ガード下。こういうとき、臆していては始まらない。珍しそうな目を向けられながら、スペースを空けてもらい、カウンターに並ぶタパスを指差しで選ぶ。ここも基本は揚げ物。並んでいる食材を選ぶと、揚がって出てくる。新鮮で揚げたてですごく美味しい!揚げ物のほかはオイルマリネやサラダ系。ポテトサラダやカニサラダ。

Tapas Tapas
Tapas Tapas

計3軒のバルをはしご。新橋のガード下のバルはタパス3品とお酒2杯でなんと4ユーロ!安っ!一方、ちょっとこじゃれた観光客向けっぽいバルは2品とお酒2杯で8ユーロ。それでも十分安いけど。

疲れた体にシェリーとビールと旨いタパス。お疲れの3日目終了。
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by shina_pooh_at_sfo | 2008-06-19 05:15 | スペイン 2008


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