No.478 London 2008

2008年5月21日から6月8日まで19日間ヨーロッパの旅。ロンドンを拠点にして、パリ2泊3日、スペイン8泊9日。ロンドンは飛び石滞在で5日間。私は何度目かのロンドン。夫は初ヨーロッパ。ロンドンにて感じたあれこれ。


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まず最初に夫が驚いていたのがブリティッシュ・イングリッシュ。アメリカの英語とは発音も言葉のこもり方も全然違う。can't は "キャァーント" じゃなくて鼻にかかるような "カーント"。単語が雪崩るようにつながるアメリカン・イングリッシュではなく、一語一語を詰まるように区切って話すブリティッシュ・イングリッシュ。ちっちゃな子供までブリティッシュ。

次に驚いたのが物価。高い・・・高すぎる・・・!ちょっと前にロンドンへ行かれた christy さんの「アメリカの倍よ」の言葉が誇張でないことを痛感。為替がぴったり1ポンド = 2ドルなのに、値段の数字が同じ。(例えば、同じレベルの食事がロンドンでは10ポンド、アメリカでは10ドル。つまり2倍!)冷や汗ものです。


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観光客が写真のために近づいても、微動だにせず護衛を続ける Horse Guards (ホースガーズ)。伝統的な赤い衣装がたまらない。かっこいい。かっこよすぎるぞ。でもさすがに馬は観光客の手をかんじゃったりする。うちの父親は、ぱくっと噛まれている証拠写真が残っている。

Horse Guards


その赤い衣装と黒いベアハットで行われる護衛交代式 Changing The Guard (チェンジング・ザ・ガード)。見事な整列行進も任務の一環。連日人だかり。

Changing of the Guard


もう何度も見ているはずなのに、目に飛び込んできた瞬間「うわぁー、、」と声を出さずにはいられないロンドンの象徴 Big Ben (ビッグベン)。鮮やかな金と白の古時計。歴史と貫禄。

Big Ben


ロンドンの跳ね橋 Tower Bridge (タワーブリッジ)。これが「ロ~ンドン橋落ちた♪」だと思ってる人は多いけれど、本物のロンドンブリッジはタワーブリッジの隣に架かる、なんてことない普通の橋。

Tower Bridge


この写真を見てピンと来た方はかなりの cork 通。はい、こちら

Regent St.


ロンドンのタクシーは黒くて独特な形をしている。後ろにトランクがなく、向かい合って座れるくらい広い後部座席に荷物を置く。

London Taxicab


ロンドンで最も好きな場所のひとつ、Covent Garden (コヴェント・ガーデン)。雑貨や服、装飾品など、個性的なマーケットがぎっしり詰め込まれたアーケードの下のマーケット。今も使っているがま口財布は、10年前にここで買ったもとの思い出す。

Covent Garden


もうひとつのマーケット Portobello (ポートベロ)。こちらはストリートマーケットで、ここもすごく楽しかった。ポップな雑貨屋さんが可愛くて。一番人気はやはり骨董品エリア。(あいにく私はアンティークはまったくの無知ですが。)とにかく、人、人、人!ゆえにスリのメッカでもある。

Portobello Road Market


カモを探しに行ったのに、さらなるツワモノに出会ってしまった。St. James Park (セント・ジェームス・パーク)にて。

Pelican


ランチは5日間すべてパブ飯。ばかにしちゃいけません。とーっても美味しい。定番はもちろん Fish & Chips。ビネガーをどばどばかけて食べる。もちろんビールつき。ランチだから控えめハーフパイント。さくさくうまーい。コッドは肉厚。ポテトの揚げ感も様々。有名パブからふらっと入ったパブまで、あぁ、パブ飯ブログをつけたいくらい。

Fish & Chips with Beer

Fish & Chips Fish & Chips Fish & Chips Fish & Chips Sausage & Mash Beef & Ale Pie


もうひとつ忘れちゃいけないのがスコーン。イギリスのスコーンは、本当に本当にほんとぉぉぉーに美味しい!アメリカでは出会えないしっとりスコーン。これなのだ、私が恋焦がれていたのは。残念ながらアフタヌーンティは出来なかったけれど、Fortnum & Mason と Harrods のスコーンをお持ち帰り。もう夢心地。

Scone


ロンドンで人気の Hummingbird Bakery のカップケーキも、ポートベロ・マーケットでようやく発見。ポップでキュート☆でも・・・歯にしみるくらい激甘アイシング。アメリカ、負けました。(夫喜ぶ。)ロンドン、カップケーキとマフィンはいまいち。

Hummingbird Bakery



気温にもお天気にも恵まれ、食べ物にも生き物にも恵まれ、充実したロンドンでした。

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ロンドンの思い出。
実はちょうど10年前、10ヶ月ほどロンドンに語学留学していました。まったく英語が聞けず話せずの状態で、駅前留学などの事前準備もせず、よくもまぁ行ったもんだと今では感心するのだけれど。

そのときお世話になったホームステイ先。今では連絡も取っておらず、住所も駅の名前すら全然覚えてなくて、おぼろげな記憶を辿りつつ適当な駅で降りてみる。・・・違うなぁ。ここじゃない。でも近い気がする。バスに乗って風景に目を凝らしながらもう少し進んでみる。あ、ここだ!Finchley Station。間違いない、この駅だ。じゃあ、ホームステイの家はこのバスでもう少し進んだあたりのはず。

「こんな感じのアパートの1階に住んでてね、、」と夫に説明している矢先、記憶の片隅の眼鏡の横顔をバスが通り過ぎる。あ、あーーー!あの人だ!お世話になったあの人だ。間違いない。彼は大きな荷物を車に詰め込んで、玄関には他にも荷物の山。どう見ても引越しの真っ最中。え?いなくなっちゃうの?その家から?

でも、10年も前のことだし、名前もはっきり覚えてないし、ホームステイなんて私以外にもたっくさんいたしと、声をかける勇気がなくて通り過ぎる。うじうじと悩みながら一旦バスを降り、逆方向のバスに乗る。アパートに差し掛かったとき、ちょうど彼の車が出発するところだった。後部座席には、当時4歳だったはずの、立派に成長した金髪の男の子の姿。笑ってた。よかった。

ばいばい。本当にこれでもう会えなくなる。あなたたちがいたから、あなたたちが英語や海外生活を親身に教えてくれたから、今の私があると心から思える。最初の会社に入社できたのも、夫と海外に来る勇気を持てたのも、この経験がなければ成し得なかったかもしれない。

ありがとうございました。お元気で。
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by shina_pooh_at_sfo | 2008-06-13 05:00 | ロンドン&パリ 2008


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