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No.229 アメリカの航空会社のマイレージもいつまでも有効ではない?

全日空(ANA)や日本航空(JAL)はマイレージに有効期限があるのは当たり前な感覚。逆に、アメリカの航空会社ではマイレージは永久無期限!という感覚に陥りがち。実際は一応有効期限は存在するけれど、最近はその有効期限が短くなってきている。


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一番新しい変更は今年2007年1月のユナイテッド航空(United Airlines)で、これまで36ヶ月だった有効期限が18ヶ月へと変更になった。18ヶ月以内にマイル加算あるいはマイル利用といったアクションがなければマイルが失効することになる。

同じように昨年、デルタ航空(Delta Air Lines)も3年から2年へ、US エアウェイズ(US Airways)も18ヶ月にマイルの有効期限を短くしている。

今のところ、アメリカの大手航空会社であるアメリカン航空(American Airlines)、ノースウェスト航空(Northwest Airlines)、コンチネンタル航空(Continental Airlines)は有効期限を縮めてはいない。



別に、マイルに有効期限が短くなったからといって別の航空会社に乗り換えるかというとそんなことはないはず。提携航空会社の利用や、日々の提携クレジットカードの利用でもマイルはどんどん加算されるので、有効期限は自動的に延長される。マイレージの維持はそれほど難しいことではない。

航空会社にとって、「一年に数回の短距離区間しか利用せず、おそらく一度も交換可能マイルに達しないようなマイレージの管理はかなりの経費負荷」になっているのが、有効期限を短くしている航空会社の主張だとか。

今回のユナイテッド航空などの政策転換が大きな経費削減につながれば、他の大手航空会社も再検討を始める可能性は十分にある。自分がマイルを貯めている航空会社の動向はちゃんと押さえておかないと、ね。




※でも、、、日本に住んでいたころは、有効期限があってもなくても、わざわざユナイテッドやノースウェストのマイレージを貯めようなんて思いもしなかった。アメリカの航空会社というだけで敷居が高かったのが現実。。
by shina_pooh_at_sfo | 2007-04-19 01:01 | 日々のつれづれ


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