No.185 海外で暮らす子供のための「補習校」

夫と知り合って初めて聞いた「補習校」という言葉。

補習校(補習授業校)」とは、海外在住の日本人で、現地の学校に通っている子供に対し、平日の放課後や週末に日本語を中心とした授業を行う学校のこと。平日はアメリカの学校に通い、週末は日本の学校に通う。勉強の量はぐんっと増えるし、もちろん両方から宿題も出る。なーんて大変な子供時代なんだ・・・。


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先日のベイスポ(フリーの週刊日本語情報誌)に、サンフランシスコ日本語補習校校長の岩崎陽一さんという方の対談が取り上げられていて、興味深く読むことができた。中でも "へぇ" だった内容は、

・ サンフランシスコ校とサンノゼ校両方で、小中高をあわせると現在1,156名の生徒がいる。(※1学年に100人弱の日本人がいる??思ったより多い。)

・ 約7割が長期滞在の駐在員の子供、3割が永住している家族の子供。(※永住者だと補習校に行かない子もいるんだろうか?)

・ 日本語補習校の校長先生は、文部科学省が試験を実施し合格した人が派遣されてくる。

・ 校内では英語は使ってはいけない。(※確かに小さい子は英語のほうが堪能で思わず英語が出てしまう。)

・ 日本から派遣されてきた教師は、冠婚葬祭以外日本に帰ってはいけない。たとえ旅行でも。

・ 「こちらの子供はプレゼン能力がとても高いですね。日本の子供はそういう訓練はあまりされていません。」(※子供の頃からプレゼンを意識した教育なんだ・・・)


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日本語や日本の文化を忘れないためにほとんどの子供たちが通っているであろう週末の補習校。子供も大変なら、宿題のお手伝いをするママも大変。(実際、子供のいる主婦の皆さんは本当に忙しそう。)日本で "のほほん" と勉強していた自分と比べると、海外育ちに優秀な人が多いのもうなずける。

一方で、勉強漬けにするのはかわいそう、、、と思いながらも、日本の教育についていくためには(特に数年で帰国する人たちにとっては)必須の存在な「補習校」。子供たちは楽しいのかな・・・と思うけれど、夫曰く「日本よりもアメリカでの学校生活のほうが楽しかった」らしい。(←小学校時代に補習校を経験)

子供の教育。とても大切なテーマ。将来ひとごとじゃないだけに興味深い話題でした。



「ベイエリアに暮らす 今週の人
 サンフランシスコ日本語補習校 校長 岩崎陽一さん」

http://www.bayspo.com/kurasu/kurasu9xx/kurasu906/906.html
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by shina_pooh_at_sfo | 2007-02-18 03:05 | 日々のつれづれ


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