No.96 アメリカの新聞に村上春樹 (Haruki Murakami in the newspaper)

ベイエリアの新聞 San Francisco Chronicle の「BOOK REVIEW」特集で、村上春樹が一面を飾っていた。


Murakami's magical mystery ture (村上マジカル・ミステリー・ツアー)
Newest collection is as enigmatic and sublime as ever - much to the joy of addicted fans. (最新作はこれまでになく謎めいて卓越した、熱狂的なファンはたまらない一作)
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取り上げられていた作品は 『Blind Willow, Sleeping Woman』、邦題 『めくらやなぎと、眠る女』。この短編集は読んだことがないので新聞の解説を追っていたけれど・・・、村上春樹ワールドは日本語でも不可思議な設定なのに、それを英語で説明されてもよくわからないぞ。。


彼の作品の登場人物は、何か大きな損失物(loss)や不安(anxiety)を常に抱えている。

独特の表現方法と、断定的でない、抽象的かつ空想的な彼の作品は「一度読めばあなたも熱狂的なファンになるだろう」という趣旨の記事だった。既存のファンも多いらしく、好きな作家がこんな風に海外で評されるのはうれしい。



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初めて村上春樹を読んだのは17歳の時。友人に勧められて 『ノルウェーの森』 を読み始めた。・・・が、まったく理解できず、感情移入も出来ず、性的描写だけ "ひょ~" と印象に残ったものだったけれど。。

その後、大学4年で再び 『ノルウェーの森』 信者に出会い、 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』 を薦められてすっかりはまり、『ノルウェーの森』 も少しはよさがわかるようになり、『ねじまき鳥クロニクル』 にもどっぷりはまった。『国境の南、太陽の西』 も好きだったな。時間があれば、全部もう一度読み返したいと思う。

村上春樹についてうんちく語れるほど作品を読み込んでる訳じゃないけど(語りだしたら止まらない友人も身近にいるし)・・・好きな作家さん。「このワイン、好き」と同じ感覚。




ちなみに、これまで村上春樹の本の中で英訳されているのは
『ノルウェーの森』 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』 『ねじまき鳥クロニクル』
『国境の南、太陽の西』 『海辺のカフカ』 『羊をめぐる冒険』 『ダンス・ダンス・ダンス』 『象の消滅』 『スプートニクの恋人』 『アンダー・グラウンド』 等々(順不同)。

あの村上春樹ワールドを英語で翻訳するのもなかなかの想像力と語彙力が必要だろうなぁ。
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by shina_pooh_at_sfo | 2006-08-26 02:43 | 日々のつれづれ


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