No.937 魂の響き、ゴスペル The Oakland Interfaith Gospel Choirs@Oakland

ずっと、行きたい!聞きたい!と思っていたゴスペル。今年のクリスマスコンサートでようやく機会を得る。気分はウーピーの 『天使にラブソングを(Sister Act)』。

Paramount Theater


1986年に創設されたオークランドのゴスペルグループ The Oakland Interfaith Gospel Choirs、通称OIGC。サンフランシスコ・ベイエリアはもちろん、他州や海外での遠征ツアーまで行う本格派実力ゴスペル。

気合を入れて発売初日にチケットを取ったら、なんと前から2列目、オケ(ピット)の上に作られた仮設特別席。舞台の真ん前。わお。

Paramount Theater


コンサートが始まる。曲は、『Silent Night』 や 『Deck the Halls』 など聞き覚えのあるクリスマスソングも多くて。ノリのいい曲では観客を誘い、席を立たせ、一緒に手を打ち、体を左右に揺らし、床を踏み鳴らす。小さな子供からおばあちゃんまでみんな自然に笑顔になり、歌う。

もう、圧巻。体の底からほとばしる声、想い、エネルギー。手を広げ、指を伸ばし、客を飲み込み、空間を会場を包み込み、ああこれが、この人たちの神への賛歌なのだと強く感じさせられる。

ゴスペルというから黒人の方が大半かと思いきや、白人やアジア人までいろんな人種の混成グループ。観客も白人率のほうが高かったんじゃないかな。そんなコンサートだったから、ちょっと浮いてたアジア人の私たちでも楽しめた。それでもなお、ペニンシュラ地区では見かけない圧倒的な黒人率。

OIGCのアーティスティック・ディレクター兼創設者、そして自らも素晴らしい歌い手である Terrance Kelly 氏。今回のコンサートを指揮しまとめ上げたこの人の存在抜きでOIGCは語れない。腹の底から響く重厚な声はもちろんのこと、ユーモアに溢れ、人望の厚さも一目で伝わり、人を惹きつけて病まない Terrance 氏。OIGCは今年で創設25周年。共に歩んできた Terrance 氏に、関係者一同からのプレゼントと感謝の言葉が送られた。これからも歩んで行こう、と。
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日本ではちょっと経験できない異文化体験。宗教の、盲目的な陶酔と盛り上がりの中に自分がいた。人種や宗教や価値観の違い。それはあって然るべき「違い」で、疎外感を感じながらも、それはそれでいいのだと思う。そんなことをぼんやり考えながらMiyukiさんのブログを読み返すと、きちんと言葉にされているMiyukiさんに改めて感服。

The Oakland Interfaith Gospel Choirs
http://www.oigc.org/



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このホリデーシーズン、まだいくつかのOIGCゴスペルコンサートがサンフランシスコやマウンテンビューでも開かれます。ご興味のある方は是非!お勧めです。

December 12th: Let Us Break Bread Together (Oakland)
December 17th: Southbay Holiday Concert (Mountain View)
December 24th: Ensemble Chirstmas Eve Holiday Concert (San Francisco)

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by shina_pooh_at_sfo | 2010-12-11 01:15 | ベイエリアお出かけ


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