No.924 ウォッシュチーズ(Washed Rind Cheese)

チーズ大好き 053.gif
夫が好きなチーズは、ブリー、ブルー、エメンタール。
私が好きなチーズは、ゴート、ゴーダ、熟成したチェダー、熟成したマンチェゴ。(熟成好き。)


そんな折、ニューヨークのキュートなブロガーAyaさんが「大好きー♪」と紹介していた、ウォッシュチーズ。実は初耳。なんだろう。でも、「強烈な匂い!」のチーズなら、私絶対好きなはず。

ウォッシュチーズとは熟成過程で塩水やマール、ワインやブランデーなどさまざまな液体を定期的に吹き付けながら熟成させるチーズである。(中略)液体の吹き付けと菌の繁殖により、次第にチーズは色・香り・やわらかさ・味わいが変化する。菌種・チーズの種類によるがチーズ表面の色はオレンジ~赤~褐色へ、香りは納豆くさやに通じる発酵食品独特の風合いを放ち始め、そして最後には崩れるまでにやわらかさを増す。(Wikipediaより。)


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最初に試したのは、いくつかのお店で見かけたイタリアの Ciresa Taleggio ($14.99 / lb)と、あるお店のチーズセクション定員さん一押し地元ベイエリア Cowgirl の Red Hawk ($28.99 / lb)。Taleggio はセミソフト。香りは確かに強い。味は比較的食べやすくて美味しい。Cowgirl はソフトタイプ。冷たいときはニューヨークチーズケーキのような食感。味にも少しクセがあり、夫はいまいち。

Washed Rind Cheese

次に食べてみたのが、金色ラップのドイツの Limburger。このブロック6.35ozで$7.99($20 / lb)。ソフトタイプ。香りはかなり強烈。その独特な香りはしばし笑いの種にされ、チャップリンが喜劇映画の中でこのチーズを敵壕に投げ込んでパニックに陥らせるシーンがあるんだとか。

Washed rind cheese - German Limburger



と、いくつか食べてみて、美味しいけれどクセがあるのでたくさんは食べられないし、ゴートやゴーダのほうがやっぱり好きかなぁ、と正直思っていた。でも。出会ってしまった、最高に美味しいウォッシュチーズ。Epoisses(エポワス)。フランスのウォッシュチーズの代表格。これがまさにAyaさんが紹介していたチーズ。スプーンですくって食べるくらい "とろっ" とした食感。皮は強烈な匂いなのに、チーズ自体はマイルドで穏やかで濃厚で深みがあって複雑で。最高に美味しいワインを飲んだときのようにうっとり感動。

Epoisses Berthaut

250gの丸い木のケースで$26.99($48.90 / lb)。お値段は決して安くないけれど、チーズ好きなら一見ならぬ一食の価値あり!エポワスはフランス・ブルゴーニュのチーズだけあって、ブルゴーニュ・ワイン(ピノ・ノワール)がよく合うそうです。


その他のチーズブログ:
No.936 ボーフォール(Beaufort)
No.956 ブラータチーズ(Burrata Cheese)
No.1133 コンテチーズ(Comté Cheese)



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夫が見つけてきた、衝撃的なチーズ。えええっと、気持ち悪い方は読まないでください。

カース・マルツゥ(Casu Marzu)。イタリア・サルディーニャのチーズ。その特徴はなんと、生きた蛆(うじ)が入っていること。

・カース・マルツゥ。サルデーニャ語で「腐ったチーズ」を意味する。
・チーズバエの幼虫の体外消化により、通常の発酵を越え、知らない者が見れば腐敗と思う段階まで進む。
・食べる前にチーズの幼虫を取り除く人も幼虫ごと食べる人もいる。
・うじ虫を触ると最高で15センチメートル飛び跳ねるため、チーズを食べるときは目を保護することが推奨される。
・行き過ぎた腐敗、蛆の腸内寄生の危険性から、イタリアではカース・マルツゥを売るのは違法である。しかし、サルデーニャの中では禁止令はあまり守られておらず、ペコリーノチーズのおよそ3倍の価格で闇市で取り引きされている。(Wikipediaより。)

・・・うじ虫をすくいながら食べるんですよ。どうしてそんなことするんですか。ささ、怖いもの見たさの方は動画検索してみましょう。
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by shina_pooh_at_sfo | 2010-11-03 14:19 | たべもの


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