No.674 Akiko さんのワインと素敵なソーヴィニヨン・ブラン@Sonoma

とある週末。オーダーしていたワインをピックアップしに、雨降りそぼる中ソノマへ。


■ Freeman Vineyard & Winery (フリーマン・ワイナリー)
メーリングリストでオーダーしたワインを取りに訪れたのは、ソノマにある Freeman。オーナーは Ken Freeman さんと日本人の奥様 Akiko Freeman さん。日本人の方というだけでも「お!」と思うけれど、Freeman のワインメーカーはピノノワールの造り手第一人者として名高い Ed Kurtzman 氏。(Chalone、Testarossa を経て、現在 Roar や August West のワインメーカーでもある。えっと、すごい人です。)ワイナリーは完全予約制。ホームページにも住所は載っていない。

Freeman Winery


フラッグシップ(代表ワイン)である Akiko's Cuvee は、3人がそれぞれブレンドしたワインを3人がブラインド・テイスティングし、最良のものをその年のブレンドワインとして出している。結果、初ヴィンテージの2002年から2007年ヴィンテージまでずっと Akiko さんブレンドが選ばれているんだそう。すごい!

Freeman Winery

この日は年に一度のオープンハウスの日。テイスティングが出来、ワイナリーの方々とお話も出来て、オーダーしたワインを受けとる。初めてお会いした Akiko さんは、優しくてきぱきした物腰の方。日本語っていい。今回のテイスティングは2006と2007のほぼフルラインナップ。

・2007 Ryo-fu (涼風) Chardonnay ($40) GOOD!
・2006 Russian River Valley Pinot Noir ($38) GOOD!
・2006 Sonoma Coast Pinot Noir ($38) GOOD!
・2006 Akiko's Cuvee ($48)
・2007 Russian River Valley Pinot Noir ($38)
・2007 Keefer Ranch Pinot Noir ($45)
・2007 Sonoma Coast Pinot Noir ($38) GOOD!
・2007 Akiko's Cuvee ($48) Today's BEST!!!

初めて飲んだ Ryo-fu (涼風)はその名の通りさわやかでカリフォルニアらしくないシャルドネ。評判どおり美味しい。この日1日の中で最高に美味しかった!のが、2007 Akiko's Cuvee。香りからして目がまん丸。フルーティさと複雑さが最高に調和。まとまりがあり、後味も強烈過ぎず。フランスのピノを思わせる。今回お買い上げしたのがその 2007 Akiko's Cuvee。あと数年後に最高の飲み頃を迎える。誰とどんなシチュエーションで飲んでるんだろう、と想像するのも楽しみのひとつ。




■ Martinelli Winery (マルティネリ・ワイナリー)
何人かのワイン好きの方々にお薦めいただいて初の訪問。1887年にイタリア移民のマルティネリ夫妻によって始められた、カリフォルニアでは古い歴史を持つワイナリー。1993年にジンファンデルで有名な Turley の Helen Turley 女史がコンサルタント・ワインメーカーとして加わり、ワイン誌からの評判も高い。

Martinelli Winery

シャルドネ、ピノノアール、シラー、ジンファンデルを主力とし、各品種、畑や地域ごとに何種類ものワインを造っている。いろんな種類のラベルが印象的。テイスティング料は無料。今回テイスティングしたのは以下。

・2006 Woolsey Road Chardonnay ($36)
・2005 Zio Tony Ranch Chardonnay ($50)
・2005 Bella Vigna Pinot Noir ($40)
・2006 Lolita Ranch Pinot Noir ($60)
・2005 Terra Felice Syrah ($45)
・2007 Giuseppe & Luisa Zinfandel ($50)
・2007 Vigneto di Evo Zinfandel ($30)

最初の2つのシャルドネはどちらも辛口すぎてあまり好みではなく。ピノ2本はどかーんとフルボディ系。個人的に一番好きだったのはジンファンデル。パワフルすぎず、ジンファンデルらしいちょっと甘めの果実味。夫はジンファンデルはいまいちだったらしい。

Martinelli Winery

期待が大きすぎたせいか、全体的に普通な印象のワイナリー。機会があれば1本腰をすえて飲んでみたい。




■ Merry Edwards Winery (メリー・エドワーズ・ワイナリー)
夫がずっと訪問したがっていた Merry Edwards。オーナー兼ワインメーカーは、その名の通り Merry Edwards 女史。1970年前半、カリフォルニアでも女性ワインメーカが大変珍しい時代にそのキャリアを開始。少しずつ、でも確実に Russian River Valley に自分のブドウ畑を広げ、着実に名声を上げてきた努力の人。

Merry Edwards Winery

少し前までは予約制だったが、現在は予約なしでもOK。ある程度人数が集まったら部屋に入ってテイスティング開始。テイスティング料無料。最初にソノマや Merry Edwards についての説明があり、ワインを注いでくれる。

・2007 Russian River Valley Pinot Noir ($42)
・2006 Coopersmith Pinot Noir ($54) GOOD!
・2008 Sauvignon Blanc ($30) GOOD!

2本目の Coopersmith のピノは優しい香りと後味。女性らしいワインに思わずほぅっと。(クーパースミスというのは、メリー・エドワーズさんのご主人のラストネーム。)ここで一番衝撃的だったのがソーヴィニヨン・ブラン。白い花のような香り、少し甘め。Duckhorn 以来、本当に久し振りに感動したカリフォルニアのソーヴィニヨン・ブラン。それもそのはず、ワイン誌からも非常に高い評価を受けており、Wine Spectator 誌ではソーヴィニヨン・ブラン歴代最高スコア96ポイント。本当においしかった。

Merry Edwards Winery


ワイナリーの説明の人も明るく、いいワイナリーだった。老猫には引っかかれたけど、、、(涙)予約をすれば着席形式のプライベート・テイスティングも可。

Merry Edwards Winery


それにしても、この日テイスティング料はすべてタダ。さすがソノマ。商業ナパとは違いますな。


Freeman Winery (要予約)
http://www.freemanwinery.com/
Martinelli Winery
http://www.martinelliwinery.com/
Merry Edwards Winery
http://www.merryedwards.com/
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by shina_pooh_at_sfo | 2009-05-17 03:57 | ワイン&ワイナリー


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